7月27日(日)、燦々と太陽が照り付ける真夏の空の下、
7人の参加者の皆様をお迎えし、
第4回河口湖アレチウリ一掃作戦を実施致しました。
今年度は残すところあと2回となったアレチウリ一掃作戦。
少人数でも大きな成果を上げられるよう、
河口湖漕艇場付近一帯にて活動を行いました。
これまでは特に個体数が極めて多かった大石地区を中心に
駆除活動を進めていたのですが、
この区域にも湖畔をはじめ、道路向かいの小高い山の斜面、
道路脇の側溝、壁面など、あちこちにアレチウリの個体群が見つけられ、
それらを活動1回で一掃してしまおうというのが今回の目的でした。
まずは農の駅・JA北富士河口湖物産館駐車場に集合した皆様。
開会式では、富士登山ハイシーズンで超多忙の中、
活動に駆けつけてくださった山梨県富士山レンジャーの中島さんと竹村さんから
ご挨拶を頂きました。
そして、小さなグループに分かれ、それぞれの活動現場にて駆除スタート!
こちら、湖畔チーム4人。
道路下の壁面、放水口のまわり、ヨシ原など、あちこちにアレチウリが・・
この時期はかなり大きく成長はしているものの、
まだ花や実を付けている個体はなく、
大変見つけやすい状態なので、駆除はスムーズに進みます。
しかし、湖畔チームは猛暑との戦い。
カンカン照りの場所もひるむことなく、せっせと手を動かします。
こちら、側溝チーム。
道路脇の壁面につるを伸ばしているアレチウリを引きはがし駆除します。
地面を見ると、まだ発芽したばかりの幼芽もあり、
アレチウリの発芽期はとても長い期間に及ぶことが分かりました。
お次は路側帯脇の土手担当チームです。
この場所の個体はかなり大きく成長してはいたのですが、
他の植物が大変多く、その中からアレチウリを探し出すのに一苦労。
崩れやすい斜面もあったのですが、果敢に駆除を行ってくださいました。
そして、本日最大の難所を担当して下さった崖チームの皆様。
上の写真、駆除活動というより、むしろ、ロッククライミング??
崖を覆い尽くすほどのたくさんのアレチウリが生育していたのですが、
足場の悪い中、注意しながら慎重に活動を行い、
ほとんどの個体を駆除し尽してしまいました。
各担当場所の駆除を終えた皆さまは、湖畔のヨシ原に集結。
暑さと戦いながら、ヨシの中に潜みながら成長するアレチウリと
オオブタクサの駆除を行いました。
ぱっと見ただけではわかりにくいのですが、
ヨシを分け入り目を凝らすと、たくさんのアレチウリが生育していて、
それらを根元までたぐり、丁寧に引き抜いていきました。
活動が終了すると、涼しい木陰で閉会式を行いました。
今日のような暑い日ほど、木陰の素晴らしさを強く感じます。
涼やかな風を受けながら、参加者の皆様のそれぞれの感想を伺い、
ほのぼのした雰囲気で活動を終えました。
本日は猛暑の中、本当にお疲れ様でした。
また、ありがとうございました。
今年の一掃作戦も残すところあと1回、ぜひまたご参加ください。
≫本日の回収量≪
アレチウリ 袋数(45ℓ)・・・11袋
重量・・・・・・40.6㎏
今日の活動では、参加者の方から自家製のキュウリを、
それから、活動にご協力くださった産地直送売店「富士の国マルシェ」様から
甘~いももの差し入れを頂きました。
本当にありがとうございました。
おいしく食べさせて頂きました。
本日の活動に駐車場をお貸しくださった
「農の駅・JA北富士河口湖物産館」様
「富士の国マルシェ」様
「上野精養軒」様、ご協力に深く感謝申し上げます。
本活動は、富士河口湖町・山梨県富士山科学研究所・
山梨県富士山レンジャー・富士山クラブで構成する
「河口湖アレチウリ一掃作戦実行委員会」のもと、実施しております。