9月7日(日)、丸紅株式会社様98人の皆様と
山梨県南都留郡山中湖村平野にて行った清掃活動の様子を、
事務局員よねっちがレポートします。
この日の山中湖村平野地区は曇り空で、残念ながら富士山は見えなかったのですが、
心地よい高原の風が感じられ、清掃活動を行うにはとてもよい気候です。
早朝に都心を出発なさった皆様は、まず山中湖交流プラザきららに集合し、開会式を行いました。
皆様を待ち受けるは、写真上のような不法投棄ごみの山たち。
別荘地付近の林道を歩いていくと、ぱっと見ただけでは緑の森や草原が広がっているのですが、
少し足を踏み入れると、業者、一般家庭など、さまざまな人たちが捨てていったゴミで
あふれていました。
参加者の皆様は乗車してきたバスごとにグループに分かれ、それぞれの場所でごみと奮闘します。
活動を進めるうち、参加者の皆様の中に勇敢にごみに挑む特殊部隊ができてきました。
特殊部隊1)絡み合うように発見された自転車と「絶対掘り出してやる!」と格闘する子どもたち
特殊部隊2)大量に地面に埋まったガラスをひたすら集めてくださった3人組
(休憩時間も惜しんで活動し続けてくださいました)
特殊部隊3)絶妙なコンビネーションで大量に発見されたトイレをバールで叩き割り、
せっせと土のう袋に入れた二人組
休憩時間に集めたごみを改めて眺めると、その量のすごいこと。
思わずごみと記念撮影する皆さんの姿があちこちで見られました。
休憩終了後は集めたごみの運び出しです。これだけあると運ぶのも大変。
屈強な男性陣が次々にごみを軽トラックに乗せていきます。
子どもたちが掘り出しに成功した自転車2台も無事に軽トラックに乗せられました。
大変だったけど、よくがんばったね。
活動を終えた参加者の皆様は山中湖交流プラザに戻り、閉会式を行いました。
その場で挙手して今日の活動の感想を発表してくれた男の子談
「インド人もびっくりするほどのごみの量だった。疲れたけどがんばった!」
大きな声で意見を言ってくれましたが、本当にこの男の子の言うとおりです。
山中湖は世界文化遺産としての富士山の、構成遺産の一つです。
世界遺産指定後、外国人旅行者もさらに増加しているこの地域。
そんな人たちもびっくりしてしまうようなごみは、みんなできれいにしていきたいですね。
活動にご参加くださいました皆様、本当にありがとうございました!
来年も皆様と活動できる日を楽しみにしています。
本日の活動成果はこちら→20130907Marubeni.Corporation.pdf
この活動は平成25年度環境省グリーンワーカー事業補助金を活用して
実施しています。
今回の活動のために開閉会式会場ならびにバス駐車にご協力くださった
「山中湖交流プラザきらら」様、また、バス乗降・反転場所をお貸しくださった「湖林館」様、
「夕映荘」様、誠にありがとうございました。