2015年度清掃活動の締めくくりは、J.Pモルガンの
みなさんと、海~山まで富士山をまるっと大掃除!
1年振りのご挨拶をすませ、早速現場へ出発です。
午前中は3776mの出発点、田子の浦海岸でビーチクリーンを実施。
ペットボトルや空き缶、発泡スチロール等々、いわゆる「漂流ごみ」「海ごみ」
を拾い集めます。
防波堤から投げ捨てられたごみ、枯れた茂みに残ったごみ、
積み重なった消波ブロックの間からも、しっかりごみを取り除きます!
ビーチクリーン終了。まずは荷台の約半分が埋まりました。
「海ごみ」の問題は非常に深刻。
どんなに細かくなろうとも、決して消えてなくなることのないごみは、
広い範囲に渡って流出し、環境や生き物達に悪影響を与えています。
ごみに国境はありません。
国際色豊かなみなさんと活動をご一緒出来たことも、意義深い時間となりました。
午後は、県道24号線に場所を移して活動です。
管理行政としずおかアダプト・ロードプログラムを結び、
重点的に清掃活動を継続しているこの現場ですが、
当日も道路沿いはもちろん、ガードレールを越えた林の中にも
残念ながら、たくさんのごみが...
落ち葉や枯れ枝、土に埋もれたごみも見逃さず、
丁寧な作業を行って下さいました。
ごみのなかには、小型テレビやトースター等、ポイ捨てと呼べない不法投棄も...
傾斜のきつい谷底で発見した大型タイヤは、力を合わせやっとのことで回収しました。
これからの行楽シーズン、幹線道路のポイ捨てはもちろん、
海岸では花火やBBQといったごみの増加が懸念されます。
きれいな環境を保ち、捨てられない・捨て難い状況を作ることが、
不法投棄防止の特効薬です。今回の活動も、とても良いお薬になりました!
トラックいっぱいとなった活動成果はこちらからご覧ください。→jpmorganresult.pdf
午前・午後に渡る長丁場の活動、お疲れ様でした。
午後も疲れをみせることなく、みなさん笑顔でパワフルに
活動を行っていただいた姿が印象的です。
当日もお話させていただきましたが、山や川そして海と、
それぞれのフィールドの健全な環境や生態系、
そしてその繋がりのもと、自然の世界は成り立っています。
富士山クラブはこれからも、この地域全体、そして富士山を
守る活動を続けて行きます。
また来年、みなさんとご一緒出来ることを楽しみにしています!
ありがとうございました。