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富士宮市立富丘小学校の校庭緑化活動のお手伝いに行ってきました!!

富士宮市立富丘小学校の校庭緑化活動のお手伝いに行ってきました!!

富士山クラブホームページをご覧の皆様こんにちは。

富士山クラブ静岡事務所のおいちゃんです。

6月3日(日)富士宮市立富丘小学校の校庭緑化活動のお手伝いに行ってきました。

富士宮在住で、同校出身の会員さんから今回の活動を御紹介いただき、
理事1名、職員2名で参加させていただきました。

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当日は、朝8:30の集合にもかかわらず、在校生や父兄を中心に400人を超えるボランティアが集まりました。

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今回植栽した芝生はこれです。
芝生と言えば、30cm×30cmぐらいのシート状のものを想像されると思います。
写真では、1枚のシートに見えるかもしれませんが、トレーがポット状になっており、
トレーひとつに、25本の芝生の苗が植わっています。

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芝生植栽の指導には、湘南造園株式会社の安嶋さんが招かれ、
各グループを回りながら、植栽の方法や注意点などを指導して下さいました。
こちらの安嶋さんは、湘南ベルマーレのグラウンドキーパーで、
Jリーグベストピッチ賞を受賞したこともある芝生のスペシャリストです。

安嶋さんの右手にあるのが芝生の苗。
手のひらにおさまるぐらい、とっても小さな苗でした。

沢山のボランティアの方が参加されたので、植栽作業自体は1時間もかからず終了。
植栽後の校庭の写真を撮影しようと思ったのですが、作業終了と同時に雨が降り出したので断念。

そこで、6月27日(水)校長先生の許可をいただき、
植栽後の様子を撮影させていただきました。

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植栽後、9月までは、苗が定着するまで児童の立ち入りを禁止しているとのこと。
校庭全体を見渡した感じは、苗のグリーンとグランドのグレーの割合が逆転してきたように感じました。

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それもそのはず。
立ち入りを禁止している校庭内では、植栽後もボランティアの皆様によって、
肥料散布、枯葉・枯枝の除去などの維持管理が行われているとのこと。
このような継続した活動のおかげで、芝生の苗は、ランナーを伸ばし、隣の苗と繋がるぐらいまで成長していました。

校庭が一面芝生のグリーンになるには、2年ぐらいかかるとのことでしたが、
同校がモデルケースとなって、市内の校庭緑化が進むのが理想だと思いました。

しかしながら、苗の購入から植栽、維持管理までにかかる費用を考えると中々厳しいものがあるようです。

人材と予算が限られている学校が、このような事業を進めていくためには、
地元住民や地元企業のサポートが不可欠です。

そう言った意味では、私たちのようなNPOが抱える課題と共通する部分があると改めて感じました。

子どもたちが、裸足で、元気いっぱいに走り回れる校庭になるように、これからも応援していきたいと思います。
最終更新日  2012年6月 3日