5月11日(土)ドコモ・システムズ株式会社の35人の皆様と
特定外来生物駆除活動を行いましたレポートを
事務局よねっちがさせていただきます。
富士山クラブもりの学校のある西湖の湖畔は、特定外来植物である「オオキンケイギク」が
驚くほどたくさん生育している地区があります。
まだ花は咲いていないので、この時期に駆除してしまえば、種がこぼれ落ちる心配がありません。
参加者の皆様は意気軒昂とこの富士五湖地方に来てくださったのですが・・・
天気は昨晩から続く雨。バスが西湖畔に到着した頃には激しく降り始めました。
しかし、無数に生育するオオキンケイギクを目の当たりに、
事務局イチローさんの駆除説明を聞いたら・・・
降りしきる雨を気にも留めず、一斉に駆除活動が始まりました。
社長様をはじめ、小さな子どもたちも複数参加してくださったのですが、
みんな一生懸命夢中になって行いました。
オオキンケイギクは、とても美しい花が咲くので、
家庭の花壇や植木鉢で育てているという例も少なくありません。
しかし、本来あるべき自然の姿を後世に残していくためには、ゴミ問題と同じように
富士山が抱える環境問題の一つとして継続的に駆除に取り組んでいく必要があります。
今日のがんばる皆様の姿は、お父さんにだっこされているぼく(わたし)にとって
すばらしい環境教育となったのではないかと思います。
降りしきる雨の中、活動に精を出してくださった参加者の皆様、本当にありがとうございました。
今度はよく晴れた空の下で一緒に活動できる日を心から楽しみにしております。
なお、今回の活動成果は
袋数・・・10袋 重量・・・65kg 駆除数・・・7000本
でした。
バスの駐車に快くご協力くださった西湖畔「釣舟白根」様、本当にありがとうございました。