6月23日(日)、東洋大学学生ボランティアセンターの76人の皆様と一緒に行った、
今年度4回目の鳴沢村産業廃棄物不法投棄現場の清掃活動の様子を
事務局員よねっちがレポートします。
この日、道の駅なるさわで開会式を行ったとき、「家5軒分のゴミがまるまる
捨てられていた場所」とお伝えしたので、ある程度は覚悟していた様子でしたが、
いざ、現場に入ると唖然。「テレビなどで聞いていたことがあったが、いざ目の前にすると・・・」
と驚いた参加者も少なくなかったようです。
今日の作業は、まず鉄くずをコンテナに運び入れること、
それから、ベットマットを切り裂き、綿とスプリングに分離することなどでした。
これらの作業を進めるのに、参加者の皆様はうまく仕事を細分化していきます。
ドアーに挟まった断熱材を外す人、電気のコードを集める人、電気製品から分離する人、
ガラスを集める人など、自分にできそうなことを次々に見つけ出していきました。
現場のゴミの種類は、本当にありとあらゆる物があって、
最初は分別には四苦八苦している様子でしたが、
スタッフとうまく連携を取り、適切にゴミ分けを進めてくれました。
男子生徒が集まるところには巨大な鉄くずが。
皆で一生懸命掘り続けるのですが、なかなか取り出せません。
「これを残して終わりにしたら無念!」と、休む間も惜しんで
一生懸命鉄くずと奮闘を続けました。
とうとう終了間際になってやっと念願達成。
大きな鉄くずを誇らしげに運び出します。
活動終了後のふりかえりでは、「達成感があった」
「やりがいがあった」「心がすっきりした」など、
すがすがしい心の内を語ってくださいました。
そして、参加者の多くの方が「継続が大切」と感じてくださった様です。
今年中にあと2度の活動参加を予定してくださっているのですが、
再会できる参加者の方もたくさんいることでしょう。
日本中で30℃超えのニュースが聞かれたこの日、
暑さをモノともせず、2時間のガッチリコースで本当に頑張ってくださいました。
本当にありがとうございました。
今日の活動成果はこちら→20130623 Toyo Univ.pdf
参加者の皆様の活動後の想いはこちら→toyo.univ.reflection .pdf
なお、この活動は
山梨県富士山クリーンアップ事業費補助金を活用し
山梨県産業廃棄物協会との協働事業として実施しています。
昼食・開閉会式会場をお貸しくださった鳴沢村役場様、
駐車場をお貸しくださった鳴沢村の小林様、ご協力に深く感謝申し上げます。