11/16(土) 山梨県鳴沢村にて、定例クリーン活動を行いました!
この日の参加者は定例クリーン活動としては今年最高の109人となりました。
今回初めてご参加くださった方も多く、晴れ渡る青空、雄大な富士山が
参加者を一気にハイテンションに!
予想以上のたくさんの方にお集まり頂けたため、「このままでは今年を終えることはできない現場」
2か所に分かれて清掃活動を行って頂くことにしました。
サイト1は、道の駅なるさわ付近の国道139号線からほど近い森の中。
このところ集中的に活動を行っている現場なので、大分きれいになってきてはいたのですが・・・
溶岩でできた窪地の中には、まだまだごみが埋まっています。
出てくるごみのほとんどが、昭和初期から中期と思われる時代のもの。
林道からごく近いこの辺りの森は、残念なことなのですが、
当時ごみ捨て場として利用された溶岩の穴が少なくありません。
あまりの量に、初参加の方々からは、口々に驚きの声が上がります。
このような現場は近年特に力を入れて清掃活動をいるのですが、
活動をとおして、富士山の溶岩や青木ヶ原の森が、いかに貴重なものか理解していただき、
そして、活動での体験、感想をできるだけ多くの人々に語っていただけることを願います。
さて、こちらサイト2
約40人ほどの参加者の方がこちらのサイトの活動にご協力をいただき、
焼間地区の産業廃棄物不法投棄現場にて、ごみ処分の仕上げ作業を行いました。
現場にはコンテナが4台ほど投入され、主に男性陣ががれきを、女性陣やご家族参加者が
電気製品などの混合ごみや廃プラスティックを集めて運び入れました。
写真上のかわいい男の子がこの活動を束ねる「隊長」と「副隊長」です。
幼いながらも、「これをあっちに運んで!」とビシッとみんなに指示を出します。
1年間集め続けた混合ごみを改めて見てみると、その電気コードの量などから
家5軒分の産業廃棄物と言われていたことをまじまじと感じさせられました。
晩秋を迎え野草が枯れ、岩陰などから新たに断熱材等の廃プラスティックが見つかった場所も
あったのですが、それらも丁寧に集めて下さり、予定以上の成果を上げ、活動を終了できました。
本日サイト2の活動が行われた鳴沢村焼間地区産業廃棄物不法投棄現場での活動は
昨年から30回近く活動が行われてきましたが、
来月12月の定例クリーン活動にて今年度の最終回を行うことが決定しております。
みなさん引き続きご協力をお願いします!
本日はお疲れ様でした。そして、本当にありがとうございました。
本活動にご参加くださったたくさんの方々より、環境保全のための募金を頂きました。
こちらも重ねて、深く御礼申し上げます。
本日の活動成果はこちら→20131116Regular Clean Action Nov.pdf
なお、本活動は山梨県富士山クリーンアップ事業として、山梨県環境整備課ならびに
山梨県産業廃棄物協会との協働事業として実施しております。
本日の活動のために駐車場をお貸しくださった鳴沢村第一地区の小林様
いつもながらのご協力、本当にありがとうございます。