ここ2週間ほど前から、なかなか太陽の姿が見られない富士北麓地域。
この日も数日前から「雨」の予報が出されていたのですが、
いざ、当日を迎えてみると、素晴らしい秋晴れに恵まれました。
皆様の清掃活動に掛ける強い思いが、天に通じたのでしょう!
今回の活動現場は、連なる富士山の側火山の中を通り抜ける県道71号線の道脇。
普段何気なく通っている道路のすぐ脇には、
今から数十年前に捨てられた、誰も知らない悪質な不法投棄が存在します。
今日の活動にご参加くださった57人の皆様は、
そんなごみを片づけるべく、さっそく清掃現場の方へと移動しました。
現場近くでバスから降りると
路上には道行く車から投げられたポイ捨てごみ目立ちます。
4人の男性が立候補くださり、それらのごみを拾ってくださいました。
いざ、活動現場に降り立ってみると・・
生い茂る木々たちが幻想的な景色を作り出す青木ヶ原樹海。
地中にごっそり埋まったごみは、そこに自生している植物たちの成長の妨げているだけでなく、
ごみから直接植物が生えてしまっているような状態のものも多く見受けられました。
捨てられているごみが多い分、引き起こされる自然への被害は甚大です。
そういった状況の中、皆さんは植物をできるだけ傷つけないように
スコップや竹べらを用いて丁寧に引きはがし、分別してくれました!
今日は元気な子どもたちもたくさんご参加くださり、大活躍。
次々と見つかる想像もできないごみに目を白黒させながらも、がんばります。
自転車、ホッピング、掛け時計などなど、実に多彩なごみが掘り出されていきました。
わずか1時間半でトラック一杯分のごみを集めることができました。
活動を終えた参加者の皆様は道の駅なるさわに戻り、閉会式を行いました。
子どもたちに今日の感想を聞いてみると
「楽しかった!!」とみんな笑顔で答えてくれました♪
「また来年も来たい!」と言ってくれた子どもたち。
私たち富士山クラブとしては
この上なく嬉しい言葉を頂けました!
美しい富士山を子どもたちに残していくために・・・
ぜひ、また来年も一緒に活動を行いましょう!
本日は本当にお疲れ様でした。また、
ありがとうございました。
(追記)皆様をお見送りした直後に「ポツポツ」と雨が降り始めました。
どうやら皆様の中に強力な晴れ男(女)がいらしたのではないかと・・
本日の活動成果はこちら→20140906MarubeniCorporation.pdf
本活動は平成26年度環境省グリーンワーカー事業の一環として
実施しております。