5月30日は「ごみゼロの日」! 40名(静岡16名、山梨24名)のみなさんと、
5月の定例クリーン活動を実施しました!
今日の活動は、静岡、山梨両県に分かれて同時清掃!
集合場所は県境付近にある「道の駅朝霧高原」。
梅雨入り前の快晴となり、最高のコンディション!!
(むしろ暑すぎ?)
開会式も和やかに終了し、早速それぞれの現場に
移動して活動開始!
静岡側は富士宮市麓地区、国道139号線沿線の
「さわやかパーキング」を起点に活動を行いました。
富士山クラブのボランティア常連のみなさんをはじめ、
初参加の地元大学生に高校生、静岡県世界遺産課の
お二人とご一緒に、美しく大きな富士山を望みながら
楽しく真面目に作業を行いました!
現場にはタバコの吸い殻の多いこと。一部の方々の
行為でしょうが、喫煙のモラルが取り沙汰される中、
これではますます肩身が狭くなってしまうのでは?
その他ティッシュペーパー、空き缶、ビニール包装等の
theポイ捨てはもちろんのこと、茂みの中からは
コンパネや看板といった粗大ごみまで...
参加者のみなさんには、細かなごみまで見逃さず、とにかく
熱心にご協力いただいて、現場はすっかりきれいになりました!
当日の現場は、富士山クラブの他にも、地元のみなさんを
はじめ、いくつかの団体で精力的かつ継続的に清掃活動が
行われている場所。
以前に比べれば状況は良くなっているように思いますが、
まだまだごみが捨てられてしまいます...
沿線に拡がる牧草地は、それを糧として生活している方々や、
家畜たちの飼料が育つ、大切な場所。
是非ポイ捨てをしている人達にこの事実を知ってもらいたいものです。
考えてみて下さい。あなたのお家の庭に、知らない人がごみが捨てても
平気でいられますか?
日差しが強く、気温も高い中での作業となりましたが、
高原の気持ちよい空気と、時折そよぐ風に助けられ、
活動は無事終了です。
ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました、
そしてお疲れ様でした!
※初参加の高校生Y君は自転車で裾野から来てくれました。
行きは静岡側から、帰りは山梨側からと、この日は
富士山を一周した模様。さすが若者、パワフル!
一方山梨側の活動はというと...
開会式後、山梨県側の活動起点となる「本栖チェーン脱着所」に移動し、
2つのグループに分かれて国道139号線道脇の清掃活動に取り組みました!
活動の様子【グループA】
活動の様子【グループB】
静岡側と同じく、こちらのごみもtheポイ捨て。
弁当の空やおかしの袋、空き缶、ペットボトルetc.
歩道がない側はある側に比べるとひどい始末。
茂みに捨てれば見つからないという人の心理で捨てられるごみ。
歩道がない側では車の往来により
なかなか清掃活動を行うことができずに溜まっていくごみ。
様々な理由でたくさんのごみが捨てられておりました。
しかし、みなさんの積極的な活動により、
どちらのグループもスタッフが下見時に想定したごみの量よりも
遥かに多くのごみを回収することができました!!
暑い中での活動となりましたが、本当にお疲れ様でした。
来年2月に迫ったイコモスへの報告を前に、両県
未だ足並みが揃わずといった類の報道も目にしますが、
これからの富士山の環境保全にとって、今まさに
ターニングポイント、力を合わせる時を迎えている
ように思います。
富士山クラブでも、この機をより良いものとすることに
少しでも寄与すべく、市民団体としての視点で、
考え行動していきます。
美しい富士山を子どもたちに残していくために...
みなさまのご協力、どうぞよろしくお願いします!
【活動成果】
静岡県側→20150530reglardcrean.shizu.pdf
山梨県側→20150530reglardcrean.yama.pdf
※終わりになりますが、今回の活動拠点をご提供いただきました、
「道の駅朝霧高原」様にお礼申し上げます。ありがとうございました。