【おとなの林間楽校】ボランティアツアーが実施されました!
本ツアーのプログラムは
1日目 外来種駆除活動→ゆるキャンプBBQ
2日目 山岳ガイドの佐藤優さんと共に三国山パノラマ台トレッキング となっております。
当クラブでは、みなさんと一緒に外来種駆除活動を行いました!
活動当日、道の駅かつやまにて本ツアーの参加者7名のみなさんと合流しました。
外来種駆除→トレッキングを行うので、見るからに完全装備。頼もしいです...。
参加者の中には離島経済新聞より、
今回の富士山外来種駆除活動に繋がったという方も!?
離島→富士山 どんなことから繋がるかわからないですねぇ。
今日の活動のメインターゲットは河口湖畔に繁茂している
特定外来生物の「アレチウリ」
活動前に事前学習会を行い、まずは外来種について
知ることから活動が始まりました!
今回は富士山クラブでアレチウリ駆除を重点的に行っている現場
大石地区桑崎の湖畔沿いでの活動となります。
現場でアレチウリの特徴について一度話しただけで、
みなさん見つけては黙々と引っこ抜いていきます。
開始10分ではやくも45ℓの袋がいっぱいに!
大きく成長したものに目が行きがちですが
活動が進んでいくにつれてセンサーが敏感になっていき、
小さいものまで見逃さずに抜き取っていきます。
活動中盤、参加者の数名が
たくさんにょきにょきと生えている植物に気づきました。
こちらは要注意外来生物に指定されている「オオブタクサ」
このオオブタクサもアレチウリと共に引っこ抜いていき
「ブタクサブーケ」の完成♪♪誰に送るんでしょうか?
そうして活動に熱中しているとあっという間に時間が過ぎていき、
活動終了10分前をお知らせした直後、
この現場一番の繁茂している場所を発見しました!!
ラストスパートをかけ、みんなで協力してせっせと袋に詰めていき、
最後の袋をパンパンにしたところで活動が終了となりました。
この現場は下見に訪れた際にはニホンザル、
活動当日の朝にはニホンジカが見られました。
いろんな生物たちが様々な形でこの現場を利用しております。
しかし、そんな豊かな環境でも
外来種が浸食してしまうと、元々そこに住んでいた
動植物が食べられたり、追いやられたり
生息するのが困難になっていく可能性があります。
絶妙なバランスで成り立っていた生態系は
一度崩れてしまうとなかなか元には戻れません。
今回の活動を通して、外来種がどのように影響を与えているのか、
もしかしたら、自分の住んでいる周りでも同じことが起きているかもしれないと
目を向けてもらうきっかけになればと思います。
この2日間でバリバリと体を動かして、富士山を満喫していただけたでしょうか。
また、みなさんと富士山の麓でお会いできる日を楽しみにしております!
今回の活動成果 袋数(45L)・・・6袋 重量・・・30Kg
※終わりになりますが、今回の活動拠点をご提供いただきました、
「道の駅かつやま」様にお礼申し上げます。ありがとうございました。