静岡県、ふじさんネットワーク、富士山クラブ共催で、
特定外来生物「オオキンケイギク」の駆除活動を実施しました!
県内各地からお集まりいただいた23名のみなさんと青空の下、
気持ちの良い汗を流しました。
まずは富士山環境交流プラザで、開会式と事前レクチャーを実施。
当日の参加者は県東部だけでなく、遠く磐田や浜松といった
県西部からお越しのみなさんもいらっしゃいました。
外来生物の引き起こすであろう問題に高い関心をお持ちのみなさん、
熱心に耳を傾けて下さいます。
活動現場は国道469号線沿線。
富士山クラブの駆除活動ではお馴染みの現場です。
例年に比べ開花期の早かった今年。当日はご覧のような状況でした。
花の無い株も多く、周りの草丈も高く、なかなかオオキンケイギクを
見つけにくい状況でしたが、目を凝らすと特徴的なヘラ状の葉が
あちらこちらに。参加者の皆さん、
炎天下の元汗をぬぐいつつ熱心に、丁寧に
(オオキンケイギクは地下茎からも増殖してしまう為、しっかりと引き抜きます)
作業を行ってくださいました。
今回の活動成果 袋数(45L)・・・5袋 重量・・・25Kg
特定外来生物については、周知されていないことも大きな問題のひとつ。
いわゆる外来生物法によって、栽培はもちろんのこと種々の禁止事項や、
それに伴う罰則規定もあります。
特にオオキンケイギクは、河川や道路沿いに繁茂する他にも、
庭先や畑の隅など街中で栽培されいているのを目にすることや、
私達が駆除活動を行っていても「キレイなのに何で抜いてしまうのと?」と
少し怒り気味に声を掛けられることも...
このHPをご覧のみなさんも、お友達のご自宅に
咲き誇るオオキンケイギクを見つける様なことがあれば、
是非この問題についてお話して下さい。
もちろん、人間の活動に伴って移入することとなった外来生物
そのものに罪はありません。今後この問題をこれ以上拡大
させない為にも、身近な自然を知ること、そして共生を考えて
行かなければならないのではないでしょうか。
3月に引き続いて、官民協働で実施された当日の活動。
山梨側で実施している河口湖アレチウリ一掃作戦おなじく、
静岡側でも更に充実させて行きたいと考えています。
引き続きみなさまのご理解とご協力をお願いします。
暑い中での活動となりました。当日ご協力いただいたみなさん、
本当にありがとうございました。お疲れ様でした。