毎年秋に富士山麓にお越し下さる、
第一屋製パン株式会社24名の皆様と
3年連続3回目の清掃活動を行いました。
ご覧のとおり、参加者全員若者ばかり。
この活動は来年度より新入職員となる方、
そして、現在奮闘中の新入職員の皆様の2泊3日の研修の一環です。
さて、この日の北麓は初霜を観測。
朝の気温は富士吉田市で-2℃、鳴沢村で-3℃
いよいよ冬将軍の到来を感じる寒々とした朝となりました。
朝もやが立ち込めるミステリアスな早朝の本栖湖畔。
皆様の到着に合わせたように、素晴らしい青空に変わりました。
まずは宿泊先の富士緑の休暇村にて事前学習。
そして、さっそうと本栖湖に登場。
今日の活動現場は本栖湖畔にほど近い県営林道本栖線の道脇。
溶岩の壁が林道の入口です。
皆様は2グループに分かれ、それぞれの担当現場に向かうのですが・・・
男性7人が選出されたグループは、どんどん森の奥に進んでいきます。
行く先には前々週に行われた法政大学×関西大学の活動で
集積しきれなかった鉄骨の山が。
この日視察に来られた環境省自然保護官の三方も加わり、
みんなで力を合せて鉄骨をトラックに運び込みました。
さて、別グループはというと・・・
林道入り口の溶岩の壁を抜けると、地表がキラキラ。
落ち葉に半分埋もれながら、ガラスのかけらや、空き缶などが光って見えます。
かつて、この場所には目を覆いたくなるほどのたくさんのごみが捨てられていたのですが、
たくさんのボランティアの方にご協力を頂き撤収。
今回は、最後の仕上げを行うべく、細かなごみを回収して頂きました。
聞いてみると、同じ大学出身の方はどなたもいないそうなのですが、
すっかり打ち解けた雰囲気。
小さな輪を作り、持ち場に腰を据えて、ごみを丁寧に回収していきます。
全員平成生まれの皆さんには、見たこともないような柄の空き缶が次々に出没。
「へ~、こんなのあったんだぁ・・・」
「わっ、レトロ」
作業しながら、楽しげな会話が飛び交います。
休憩時間には、1年先輩の新営業マンから、後輩たちへアドバイス。
入社後半年とはいえ、カッコイイ・・・
カメラを向けると、とても素敵な笑顔で応えてくださいました。
約1時間半ほどの回収作業で、トラックの荷台はほぼ満載。
「すご~い、一体どれくらいの重さになるのかなぁ・・・」
と、囁き声が。
そして、紅葉に囲まれた湖畔で閉会式を終えると、
さらに続く研修のため、本栖湖を後にしました。
富士山クラブの活動は、清掃作業の成果だけではなく、
自然の中で五感を使って体験すること、
仲間とともに行動し、感じたことを共有することをとても大切にしています。
この活動が、将来会社を背負っていくであろう、
皆様の絆を深めるきっかけとなることを、心から願っています。
がんばれ!新入職員!!!
本日は本当にお疲れ様でした。
また、ありがとうございました。
来年もまた紅葉の季節にお会いできるのを心から楽しみにしています!
本日の活動成果はこちら→151105First Baking Co.,Ltd.pdf
・・・P.S・・・
食卓でおなじみの「第一パン」
毎年お土産ありがとうございます。
皆様に頂いたパンは、スタッフみんなの
ミニピクニックランチとさせて頂きました。
美しい紅葉と湖を眺めながら食べたおいしいパン、最高でした。
来年はぜひ、一緒にピクニックしましょう!
本活動は平成27年度環境省グリーンワーカー事業の一環として
実施しており、本日3名の富士五湖自然保護官の方々が
ご参加くださいました。
本当にありがとうございました。