山形市立第六中学校の皆さん237名と一緒に清掃活動を行いました。
これまで皆さんは東日本大震災の復興支援に携わっており、、
今年で卒業となり、ボランティア活動の締めくくりとして富士山にお越しくださいました!
活動前日の夜、皆さんが宿泊しているホテルにお邪魔し、
富士山の知られざる自然環境や、私たち人間が富士山に関わることにより
引き起こされた社会問題や環境問題、富士山クラブの取組みについて紹介しました。
皆さん真剣に聞いてくださり、翌日の活動へのテンションが高まった様子。
いよいよ活動当日。
富士山は前日から皆さんとお会いする直前まで
ずっと雲に隠れてしまっていましたが
皆さんと合流し、開会式の際にはすっかり晴れ、
美しい富士山を見ることができました!
今回の清掃活動では産業廃棄物の不法投棄現場で活動する班と
国道139号線沿いでの道路清掃をする班に分かれての実施です。
【道路清掃班】
国道139号線は観光や仕事で多くのドライバーが利用する主要道路です。
車の窓から投げ捨てられたごみが散乱しており
移動中に飲食されたとみられる
空き缶・ペットボトル・お菓子の袋などが多く見受けられます。
道路清掃班は3つのグループに分かれ活動を実施。
たばこの吸い殻やガムの包み紙のような小さいごみまで丁寧に拾ってくれました。
清掃を行うことで、きれいな環境を保ち、
捨てられない・捨て難い状況を作ることが、とても重要なことです!
【産廃清掃班】
これまで富士山クラブの活動で何度も活動を行ってきた現場ですが、
今回の活動前に重機を入れ、掘り返したことにより、また新たなごみが表面へと出てきました。
現場を見た皆さんはその状況を見てとても驚いた様子でしたが、
すぐにごみ拾いスイッチが入り、活動の説明が終わると一心不乱にごみを回収してくれました。
前日降った雨でごみが水を含んで重くなり、運び出すのも一苦労でした。
休憩後、ざっしぃグループが見つけたなにやら長そうなコード。
最後にはみんなで一斉に引っ張ったところ
すぽんと抜け、終了の合図。
ドロドロになりながらもたくさんのごみを回収してくれた
山形市立第六中学校の皆さん。
本当にありがとうございました。
また、富士山に遊びにきてくださいね!
学習会でもお話ししましたが
富士山クラブが活動を開始した、当初に比べ、
富士山の周りのごみは徐々に減っていっておりますが
未だに改善していかないポイ捨ての問題や
大規模な不法投棄現場が存在しているのもまた事実です。
こういった問題が無くなり、いつまでも美しい富士山を
次世代の子どもたちに残していけるよう富士山クラブは
これからも活動を続けていきます。
本日の活動の成果はこちら
道路清掃班→160518YamagatasirituDairoku.pdf
産廃清掃班→※年末の最終撤去後に掲載いたします
本活動は、山梨県富士山クリーンアップ事業として
山梨県環境整備課ならびに山梨県産業廃棄物協会との
協働事業として実施しています。
また、本活動のために駐車場をお貸しくださった
「鳴沢村第一地区の小林様」、「富岳風穴様」ご協力頂きありがとうございました。