毎年秋になると実施されている、夢あふれる活動、
ボノロンの森環境活動(株式会社セブン銀行様主催)47人の皆様と
清掃活動を実施しました。
この活動は毎年、静岡・山梨で交互に実施され、
自然を楽しむ+自然を守る活動が同日に行われます。
「自然を守る」活動として、富士山クラブスタッフと一緒に、
森の戦士ボノロンが通るかもしれない樹海の入り口を
きれいに清掃しました。
活動に先立ち行われた開会式では、
「クリック募金」寄付金贈呈式が行われました。
クリック募金とは、毎年6月にセブン銀行様のHPで実施されている
期間中1クリックすると1円が募金される仕組みの企画です。
多くの皆様のご協力によりご贈呈頂きましたこのお金は、
富士山の環境保全活動のために大切に使用させて頂きます。
本当にありがとうございます。
今日の活動現場となる青木ヶ原樹海の森。
雨上がりの秋の森はとってもさわやか。
地表にはかわいいタマゴタケたちが。
森の入り口には大きな溶岩が積まれ、「ここからが森だよ」という印のように見えます。
溶岩の間の小道を通って森に入ると、とっても残念な光景が・・・
タイヤやビンや缶、ビニールなどが辺り一面に散らばっていました。
森の入り口に到着した赤いビブスの皆様。
2つの作業グループに分かれると、
それぞれの担当の場所まですみやかに移動していきました。
こちらはグループ1の現場。
何やら、ビニールハウスに使われたビニールを
ぐしゃぐしゃに丸めて捨てたと思われる長い、長~いごみ。
ひっぱっても、ひっぱっても、全然終わりが見えません。
カッターなどで適当な長さに切りながら、みんなで力を合わせて
小さくまとめ、集積場所に運んでいきました。
そのすごい量と言ったら...
ビニールだけでトラックが満載になるほどのボリュームでした。
こちらグループ2の現場。
20~30年前と思われる古いごみは土の中に埋もれていた、
また、ひどく錆びて自然の色に同化してしまっていたため、
ぱっと見ただけではそれほどたくさん無いように見えたのですが...
地表を軽く掘ると、次々にごみが現れてきました。
特にこちらの作業場所では、
眼のよいキッズたちが大活躍でした!
ごみを集めるだけではなく、
正しく分別してくれたり、重いごみも一生懸命運んでくれたね。
ごみとして見つかった正義の味方「ウルトラマンセブン」も、
みんなの手で片付けてもらえたことを、とっても喜んでいると思います。
皆様が去ったのち、
静けさを取り戻した青木ヶ原樹海の入り口の森。
玄関がきれいになったこの森に、森の戦士ボノロンが
きっと今度はたくさんのお友達を連れてやってきてくれることでしょう。
本日は本当にお疲れ様でした。
また、ありがとうございました。
来年もまた一緒に富士山麓の森で活動しましょう!
本日の活動成果はこちら→160910Bonoronnomori.pdf
本日の活動のために駐車場をお貸しくださった
鳴沢村の「パディ―フィールド」様、「小林造園土木」様
ご協力に深く感謝申し上げます。
本活動は平成28年度環境省グリーンワーカー事業の一環として
実施しております。