西松建設から41人の皆さんが、富士山の環境保全活動にご協力くださいました!
午前は清掃活動、午後はアレチウリ駆除活動、一日ガッツリ活動されたタフな皆さんでした!
まずは清掃活動。現場は青木ヶ原樹海の中。
皆さんにとって初めての富士山清掃。「富士山を綺麗にするぞー!!」と気合を入れ、
2つのエリアに分かれ、活動開始!
始めは表面に見えているガラス片やビニール片、空き缶などを手持ちのバケツに回収。
あっという間にバケツはいっぱいになりました。でもこれで終わりではありません。
樹海でのごみ拾いでの醍醐味(?)、スコップの登場!
茶色く錆びて土と同化した金属片が、土から少しだけ頭を出している所や、
歩くと足元の感触がフワフワしている斜面に向かって、
スコップを入れてもらうと、やっぱり。まとめて捨てられたごみが大量に顔を出します。
「おおーー!発掘した――!!」
あちこちで「発掘」され、嬉しいんだか悲しいんだか、複雑な気持ちですが、
とにかく見つけてしまったごみを残らずバケツに回収。
掘り返されて出てきた缶や瓶は、どれも昭和中頃のもの。
出土品を懐しく楽しみながらの清掃活動となりました。
清掃活動の成果→ 160928nishimatsu kensetsu.pdf
お昼は、もりの学校に戻って、ご飯を食べながら、富士山の生物多様性ミニ講座。
アレチウリをはじめ、富士山で確認されている「特定外来生物」について、
また、アレチウリの駆除方法など、勉強会を実施しました。
午後は河口湖畔に移動し、アレチウリ駆除活動を実施。
9月も終わりになると、本当に1個体のアレチウリの蔓が長く、
より高く、より深い所へ伸び放題に伸びているので、たぐり寄せるのも大変でした。
それに、大きく膨らんだ種についたトゲトゲが衣服にどうしても付着してしまい、
チクチクとの戦いにもなってしまいました。
遠くに伸びた蔓をたぐり寄せるために、
当クラブスタッフのすーさんが、竹竿と熊手を連結した道具を作製、
これを使ってパスタのようにくるくると蔓をからめ捕り、
直接手の届かなかった場所の駆除にも成功しました。
・・・ ・・・ ・・・
駆除を終え、皆さんにご協力いただき、その場で回収量を集計し、トラックに積込み。
なんと、96袋=251.6㎏にもなりました!
アレチウリ駆除成果表はこちら→ 160928nishimatsukensetsu_arechiuri.pdf
皆さま、一日本当にお疲れ様でした!
明るく仲の良い皆さんとの活動、汗をたくさんかきましたが楽しい活動となりました。
またぜひ今後も、富士山の環境保全活動にご協力ください!