爽やかな五月晴れの下、ドコモ・システムズ株式会社164人の皆様と
外来植物オオキンケイギクとオオブタクサの駆除活動を実施しました。
西湖の東湖岸では、これらの外来植物の生育が認められた2010年より
繰り返し駆除活動を行ってきましたが、
1つの花が100個のタネとなる植物で、なかなか根絶が難しい状況の中、
花期・結実期を迎える前にたくさんの皆さんのご協力の下で駆除を実施し、
一気に個体数を減らしてしまおうという作戦です。
開会式では、
毎年春と秋、年2度の活動に継続参加くださっている西川社長自ら、
「富士山と人間、汚れてしまったのは、どっちですか?」
という問いかけが描かれたポスターを広げ、
この活動の歴史や意義についてをお話しくださり、
「がんばりましょう!」と気合を入れてくださいました。
そして、湖畔の広範囲に散らばり、活動開始!
湖岸は外来植物がたくさん生育していたことに加え、
ごみもたくさん落ちていたので、駆除班、ごみ回収班に分かれ、作業して頂きました。
大人も、子どもたちも、みんなで協力して、精一杯がんばってくださいました!
活動の最後にずらっと並べられた、たくさんのごみ袋
頑張ってくださった成果です。
本日の活動成果はこちら⇒180512docomo-systems.pdf
外来植物駆除活動は、
富士山麓の在来植物が、
とても強い繁殖力を持つ外来生物が繁茂することによって駆逐され、
果ては、古来より育まれた独自の生態系を変えてしまうことを防ぐために行っている活動。
一本一本手で抜くのはとても大変な作業だけど、除草剤を撒いて、
生えている植物を全部枯らしてしまうような方法は取れないのです。
さらに、特定外来生物の存在を知らず、特にきれいな花を咲かせるオオキンケイギクを
お庭に植えてしまっている例もたくさん確認されている状況の中、
防除していくためには、駆除活動を実際に体験した皆さんから、
自身の体験を、そして、外来植物の存在を、発進して頂くことも、とても重要です。
ぜひ、今日の活動での体験を、多くの人たちに伝えてください。
本日の活動、本当にお疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。
駆除活動の後、鳴沢活き活き広場にて、恒例の植樹活動を行ってくださいました。
皆様が植樹なさったシダレザクラやミツバツツジの花、
今年は格別にきれいでした!
(2018年4月20日撮影)
本日の活動のために駐車協力を頂きました。
西湖の釣舟白根様、釣宿前浜荘様、釣舟山路様、お食事処岬様、
ご協力に深く感謝申し上げます!