毎年春と秋の年2回、活動を実施くださっている
法政大学市ヶ谷ボランティアセンター38名の皆様が
青木ヶ原樹海トレッキング&特定外来植物アレチウリ駆除活動を
行いました。
植物の成長が著しく早い今年は、初夏を告げるギンリョウソウなども
すでにたくさん咲いていました。
朝の澄んだ空気をたくさん吸い込みながら、
富士山麓の自然を楽しみました。
著しい植物の成長と言えば、アレチウリもいっしょ。
河口湖畔でアレチウリ駆除が開始されたのち、継続して活動を行ってきた
大石地区桑崎湖岸でも、この時期とは思えないほどのアレチウリの発芽・成長っぷり。
ツル植物であるアレチウリは、周囲の木などに絡まりながら成長するため、
タネがこぼれ落ちるのは、木の下や、ヨシの覆い茂った場所。
その多くは駆除しにくい場所に生育していたのですが、
悪条件をものともせず、
炎天下で、黙々と作業してくださった学生の皆さん。
この時期、1本のアレチウリはたった10g~20gほどなのですが、
30kgにものぼるアレチウリを駆除してくださいました。
本日の活動成果はこちら⇒180520Housei-Univ.pdf
今日の活動に初めて参加くださった方々も多かったのですが、
恒例となった、学生主導による振り返り会では、
活発な意見交換がなされ、
外来植物についての興味の深まり、駆除活動へのさらなる意欲が
強く感じられました。
外来植物問題を解決するためには、
皆様のような若い方々の理解と協力、そして発信が必要不可欠です。
ぜひ、今日の活動を今日に終わらせず、
たくさんの皆様に今回の体験をお伝えくださいね。
本日の活動、本当にお疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。
秋の活動でまた皆様にお会いできるのを心から楽しみにしております。