2018年の拾い初め!!
記録的大寒波が列島を襲った週末。
富士川緑地を拠点に定例クリーン活動を実施しました。
活動拠点の富士川緑地は、穏やかな陽射しに包まれ
寒波の余波を感じさせないコンディションでした。
そんな2018年の拾い初めには、常連のみなさんに加え
首都圏や地元からの初参加の方など
総勢20人のみなさんにご参加いただきました。
活動現場は、富士川河口と田子の浦海岸にほど近い草むら。
かつて萱原だった場所には、昨年の台風による高波の影響で
流木に混ざり、大量のごみが...。
みなさん、トングと袋を持って不安定な足場を進みます。
流れ着いたごみは、ペットボトルやスプレー缶
空き缶など、水に浮く物ばかり。
これらのごみを集めと併行して、蓋を取ったり潰したり...。
自然と役割分担が出来上がり、作業を続けます。
およそ2時間の作業で集めたごみはご覧の通り。
軽トラックの荷台から溢れてしまいそうな量でした。
ご参加いただいたみなさん本当にお疲れ様でした。
本日の成果は ↓ をご覧ください。
20180127regular clean result.pdf
今回回収されたごみのほとんどは、プラごみでした。
河川や海に流れ出たプラごみは、長い時間をかけて
細かな破片に変化していきます。
それらは、魚や鳥などに摂取され
生きものたちの身体を少しずつ蝕んでいきます。
私たち人間による利便性の追求により
多くの生きものたちが悲鳴を上げています。
その影響はいずれ、私たち人間に還ってきます。
プラごみ問題はとても根が深く
解決に向けては、経済界を巻き込んだ
地球規模の取組が求められます。
そこで、富士山の日記念イベントとして実施する
次回2月の定例クリーン活動は、そのきっかけ作りとして
海洋ごみ専門に活動している一般社団法人JEANさんから
資料をお借りし、プラごみ問題についてみなさんと考える
勉強会も併催する予定です。
常連のみなさんはもちろんのこと、海洋ごみやプラごみ問題に
関心のある方のご参加お待ちしております。
詳細は ↓ をご覧ください。
http://www.fujisan.or.jp/Event/2018/02/2_8.html