富士山クラブ西臼塚ふれあいの森(富士宮市)で、6月から7月にかけて数回に分け、マウントレーニアforマウントフジの寄附金を活用して、会員や一般市民が参加して、シカの食害対策及び広葉樹の植樹を行いました。150本の植樹費用は、マウントレーニアforマウントフジキャンペーンでのツイッター寄附金を活用しています。
キャンペーンについて http://www.fujisan.or.jp/Blog/Information/mtrainier_for_mtfuji.html
7月2日には、日中21世紀交流事業(日本政府招聘)で来日した、中国のテレビ、ラジオ、映画関係の青年35人と日本人学生15人、富士山クラブスタッフおよび会員10人で、ミズナラ、ツリバナマユミ、ヤマボウシ、ヒメシャラ、ガマズミなどの広葉樹を植樹しました。
富士山で採取した種から育てた幼樹を準備
植樹の前に作業の手順を説明。またこれから植える広葉樹が育つと、それぞれどんな木になり、どんな実をつけるのかを説明。
慣れない作業で四苦八苦。でも数十年後の森の様子を想像しながら、汗をかきながら楽しい作業。
参加のボランティアの皆さんを代表し、団長の鮑金虎さんは、「富士山は日本の富士山というだけでだけでなく、世界の富士山です。ここで富士山の森づくり活動に参加し、植樹をしたことは大変光栄です。10年、20年と私たちが植樹した木が富士山で育っているのを見るために、またいつかこのふれあいの森を訪れたいと思います」と話しました。
右から3人目が団長の鮑金虎さん
富士山との姉妹山である米・マウントレーニアとの話に関心をもっていました。
関連記事(毎日新聞)
http://mainichi.jp/area/yamanashi/archive/news/2011/07/04/20110704ddlk19040106000c.html
この西臼塚ふれあいの森は、国有林約1.8ヘクタールを静岡森林管理署(林野庁)と協定を結び、富士山クラブが管理、森づくりや自然観察などの活動を行っているフィールドです。協定地内では、ウラジロモミ林、ヒノキ林のほか、平成8年9月の台風による風倒被害跡には、ブナ、ミズナラ、モミジなどの広葉樹が植えられました。ここ数年はニホンジカの爆発的な数の増大により、広葉樹の若木の芽が食べられ、樹皮剥ぎの食害などにより、樹木が枯れてしまう被害も深刻になっています。
富士山クラブでは、マウントレーニアforマウントフジキャンペーンの寄附金を活用して、昨年秋からシカの食害対策を行い、春から植樹を行っています。今年はウラジロモミ林の一部を間伐し、ブナ、ミズナラをはじめ富士山で採取した種から育てた広葉樹を植えます。これは、より本来の富士山の森の再生を目指し、生物多様な森、水源涵養林として針葉樹と広葉樹がある混交林を育てていきます。
①シカの食害対策
参考資料 富士山クラブ通信35号「森づくり活動レポート」) 35号 シカ害対策.pdf
②富士山の森の再生
参考資料 富士山クラブ通信35号「富士山南面森林調査活動」) 35号 森林調査.pdf
今後の活動予定
富士山クラブ西臼塚ふれあいの森 間伐作業と植樹
国際森林年 富士山クラブ富士山の森づくり活動 富士山麓での植樹活動(1000本~1500本程度)