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富士山トイレ浄化プロジェクト(2000年−2002年)-活動実績
2000年 |
富士山の静岡県須走口五合目(東富士山荘)と山梨県吉田口五合目(佐藤小屋)の2ヶ所に、杉チップ型バイオトイレ(大阪・東陽綱業株式会社製造)を、それぞれ1基ずつ設置した。約2ヶ月間で、約1万人が利用。富士山のトイレは汚くて臭いとあきらめていた登山者が、このトイレを使用することで、環境にやさしいトイレの必要性を再認識、トイレ改善問題に関心を寄せる人が多くなった。またメンテナンスなどの費用にあてるため、利用者に1回100円程度のトイレチップをお願いした。
夏の登山シーズンの設置期間中、定期的なメンテナンスと水質検査、利用者アンケート調査などを行った。
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| 2001年 |
前年のバイオトイレの実証実験の経験と成果をふまえ、技術的な改良を行い、行政からの設置許可申請手続きを行い、
2001年夏、頂上にバイオトイレを実証実験設置した。富士山に恒久的な建物を建てることは、
市民団体である富士山クラブとしては、法的・資金的に時間とお金がかかることから、バイオトイレの実証実験ということで、
3年以内の仮設設置許可となった。また頂上設置と同時に、昨年に引き続き吉田口五合目佐藤小屋へのバイオトイレの
設置も行った。
頂上へは、杉チップタイプとおがくずタイプの二種類のバイオトイレを設置した。設置作業は、地元の建設会社数社の社員が ボランティアで山頂に泊まりこみで作業、頂上設置には、500人近いボランティアが全国から富士山に集まり、杉チップを背に 五合目から頂上まで運搬した。また管理運営のために、スタッフ二人が山頂に常駐し、メンテナンス作業、利用者への説明や アンケート調査、チップの収集などを行った。頂上設置には、多くのボランティアが、杉チップ運搬のために協力した。 頂上へ設置したバイオトイレについては、シーズン終了後、次年度も同じ状態で稼動できるかどうか、越冬を試みた。 バイオトイレが今後、山岳トイレのモデルとして恒久的に設置されることを想定して、トイレ本体の耐久性、 微生物の気温による変化などを調査するためである。
2001年度の富士山トイレ浄化プロジェクトでは以下の団体から助成金をいただきました。
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| 2002年 | 2002年
越冬させたバイオトイレを、夏に再び稼動させた。登山シーズン前に、冬期間の養生の撤去、保水タンクの再設置、配管、
配電作業などの再稼動準備作業を行い、7月20日より再稼動を開始。昨年同様、頂上の常駐スタッフが、
定期的なメンテナンスと水質検査、利用者アンケート調査などを行った。
閉山期が近い、8月末に頂上に設置されたバイオトイレは、そのまま設置を望む声も多く寄せられたが、
設置許可の条件として撤去が義務つけられていたため、2シーズンの実証実験を終了し撤去した。バイオトイレは現在、
富士山クラブもりの学校で稼動を続けている。
3年間の「富士山トイレ浄化プロジェクト」について、東京や大阪で開催されたシンポジウムなどで成果発表するほか、 総括報告書にまとめている。 総括報告書
2002年度の富士山トイレ浄化プロジェクトでは以下の団体から助成金をいただきました。
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