活動開始より今年で2年目を迎える
「河口湖アレチウリ一掃作戦」
昨年駆除を行った成果は確実に出ています。
今年、さらに来年と、継続することが一掃への大きなカギです。
第5回河口湖アレチウリ一掃作戦(今年度最終回)詳細
日にち 8月2日(土)
集合場所 大石公園(河口湖自然生活館)駐車場
※アクセスはこちらをご覧ください。
スケジュール
9:30- 10:00 受付(大石公園河口湖自然生活館前駐車場)
10:00- 10:10 東洋大学河口湖セミナーハウスへ移動
10:10- 10:20 開会式
10:20- 11:45 駆除活動
12:00 解散
ぜひ、多くの皆様のご参加をお待ち申し上げております!
以下の日程以外でも、企業、団体、学校など、アレチウリ駆除活動希望を受け付けています。
詳細は富士山クラブ・本部までお問い合わせください。
富士山クラブ 本部 0555-20-4600
【アレチウリとは】
アレチウリは北米原産の一年生のつる性植物です。春に発芽し、夏には旺盛な成長によりつるを伸 ばしながら他種を覆うように繁茂します。秋には大型の種子を大量に生産し枯れます。このように一年 で枯れてしまいますが、大量の種子を生産するため、翌年も大量に繁茂し、一面を覆い尽くすようになります。
アレチウリ幼株(2014年) 繁茂するアレチウリ(2013) 木を覆い尽くすアレチウリ(2013)
アレチウリが繁茂することで、下層の植物は光を受けることができなくなり、生育不良や枯死すること で湖畔に生育する植物種の減少、それら植物種を利用している動物種の減少を引き起こしかねません。 このような生態系の改変だけでなく、観光資源の1つでもある河口湖の景観を大きく損ねます。
環境科学研究所の調査では、河口湖畔のアレチウリの生息域は、2012年までに確認されている6.2%から、このまま放置しておけば、確実に分布が拡大し、1年後には最大43%に拡大すると予測されます。分布が拡大する前に、アレチウリを駆除することが、緊急の課題です。アレチウリは他の植物種への負の影響が大きいため、特定外来生物(環境省)と侵略的外来種(日本生態学会)に指定され、日本各地で駆除活動が実施されています。(説明テキスト、写真は環境科学研究所 安田研究員提供)
世界遺産となった富士山、そしてふもとの湖と対となる美しい景観は、私たちを楽しませてくれます。富士五湖の一つ、河口湖湖畔には多種多様な動植物が生育し、私たちの生活を支えてくれています。その大切な、大切な富士山が育んだ自然を守るために一人でも多くの皆様のご協力が必要です。
富士山クラブ、富士河口湖町、山梨県環境科学研究所、山梨県富士山レンジャーで河口湖アレチウリ一掃作戦実行委員会を結成、アレチウリの駆除を行っています(6月~8月)
5月25日のキックオフ活動に続き、下記の日程で、アレチウリ駆除活動を予定しています。
第1回 河口湖アレチウリ一掃作戦(5月25日)の活動の様子はこちら
第2回 河口湖アレチウリ一掃作戦(6月14日)の活動の様子はこちら
第3回 河口湖アレチウリ一掃作戦(7月6日)の活動の様子はこちら
第4回 河口湖アレチウリ一掃作戦(7月27日)の活動の様子はこちら
河口湖の美しい自然と生態系、景観を守るために
皆様の御協力をお待ちしております!
私たちの富士山の自然を、私たちの手で守りましょう!