10/27(日)、富士山クリーンプロジェクト2013
が開催されました!!
「富士山のごみ問題を地域の手でなんとかしたい!」
そんなコンセプトのもと集まった、地元静岡県内企業の
みなさまの手で2006年に始まったこの活動も、今年で
7回目を迎えました。
台風により開催が危ぶまれた本年度ですが、前日には
雨も上がり、当日は今年一番の冷え込みながらも無事
開催と相成りました!
開会式では協賛各社のみなさま、ゲストの野口健さん、
静岡県富士山世界遺産課小坂さまからのご挨拶。
まずは午前の部、標高1100~200m付近の富士山南麓
をトレッキング。
紅葉にはまだ早くちょっぴり残念でしたが、富士山ならでは
の森を満喫することの出来るルートに、参加者のみなさんを
ご案内しました。
短い秋の、また台風直後ということで、一風変わった森の
雰囲気や、散見する幹回りの太い巨木の数々、ルート上には
見どころが沢山!富士山クラブスタッフのインタープリテーション
とともに、富士山の素晴らしい自然を体感していただきました。
昼食後には、トークセッション。
静岡県富士山世界遺産課小坂課長、野口健さん、富士山クラブ
からはおいちゃんが、それぞれの立場からそれぞれの意見を。
この素晴らしい富士山を未来に残していきたい気持ちは皆ひとつ。
今後も協力してより良い道を考え、それを実践していくことが
出来ればと思います。
午後からはいよいよ清掃活動。
県道180号線(富士山スカイライン)沿いの林道を少し入った現場
には、タイヤを中心とした自動車関連品の大量不法投棄と、林道沿い
に埋もれるごみの数々が・・・健さん曰く「清掃活動を始めた当初は
目にしたが、最近ではめったにない(ハードな)現場」・・・
泥や雨水が入ってしまい、更に重さをまし、しかも足場の悪い斜面に
投棄されたタイヤは、ここは力の見せどころ、男性を中心としたグループ
(力自慢の女性含)が担当。女性やお子さんを中心としたグループの
みなさんには、林道沿いのごみ拾いにあたっていただきました。
タイヤ処理班には、長いリレーを構成していただき、力を合わせ運搬。
健さんも先頭を切って活動に臨み、参加者のみなさんを鼓舞します!
女性のみなさんを中心としたグループも、広い範囲をカバーするグループ、
タイヤほどでは無いにしろ、かなりの重量物がある傾斜地のごみを担当
していただいたグループと、それぞれ懸命に活動してくださいました。
当日用意したトラック2台にタイヤを満載、更に積み切れなかったタイヤ、
その他シートなど自動車関連の粗大ごみだけでもご覧の通り。
女性のみなさんに拾っていただいたごみも、富士山クラブのトラックを満杯に。
それだけに!タイヤの海だった現場が、ご覧のようになりました!
健さんも活動中、折に触れておっしゃっていましたが、富士山の1番
そばにいる私達だから出来ること、私達にしか出来ないことが沢山あります!
これからもこのような機会、地元のみなさんとの繋がりを大切にしながら
活動を継続して行きたい。富士山クラブのスタッフ全員の思いです。
参加者のみなさん、本当にハードな現場での活動お疲れ様でした。
最後まで一生懸命に取り組んでいただいたおかげをもちまして、
あれ程のごみを回収処分することが出来ました!!
本当にありがとうございました。また来年も、みなさんと富士山の麓で
ご一緒できること、楽しみにしています!
当日の活動成果はこちらをご覧ください fujisanCP.pdf
最後になりましたが本活動の実施に際して、回収物の処分にご協力
いただきました、髙森商事株式会社様、株式会社勝又商事様、
バス停車待機スペースをご提供いただきました、
株式会社富士山ポートリー様、活動拠点として施設提供等ご協力
いただきました、静岡県立富士山麓山の村様に深く感謝いたします。
誠にありがとうございました。
富士山クリーンプロジェクトホームページはこちら