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第2回 河口湖アレチウリ一掃作戦(駆除活動)実施!

第2回 河口湖アレチウリ一掃作戦(駆除活動)実施!

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梅雨入り後初めての週末となったこの日、

6人の参加者の皆様と一緒に、

河口湖アレチウリ一掃作戦(駆除活動)を行いました。

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昨年よりも気温が高く、適度な雨が降っている富士北麓では

植物の生育が極めて良好。

5月上旬には、ちいさな芽だったアレチウリも、

湖畔のヨシにツルを巻いて、その背丈を超えるほど著しく成長してきました。

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ハーブフェスティバルを来週に控えた大石公園。

開催前にアレチウリを一掃してしまおうと、この日は公園前の湖畔で活動です。

今日からは、「富士山クラブビブス」を着用。

みんなの意志統一を図るとともに、

公園を訪れる国際色豊かな皆さんに

ボランティアによる駆除活動をアピールします。

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一昨年2013年は何度も活動を行い、個体数を減らしたこの場所でしたが、

昨年2014年は増水のため、思うように活動できませんでした。

当たりを見回すと、また個体が増えてしまったように思えます。

継続した活動がいかに大切かを、改めて感じる状況でした。

しかし、今日は少人数とはいえ、リピーターを中心とする頼もしい皆さんが参加。

現場に入るや否や、次々にアレチウリ、

そして、オオブタクサを抜き取って行きました。

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オオブタクサもとってもたくましく成長しています。

軍手のサイズよりもずっと大きく育った葉っぱも・・

それらを一本一本丁寧に抜いていくと、

あっという間にオオブタクサ山ができ上がりました。

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駆除活動を行っていると、いろいろな自然観察ができます。

アレチウリが好む場所。場所による生育状況の違い。

ワシ掴みにするほど大きく育っている個体もあれば、

今にも枯れそうなほど弱々しい個体もあります。

植物たちのたくましさや、したたかさ、生存競争、

そこにはどんな生き物が棲んでいるかなどなど、

活動中に興味深いものを見つけると、

参加者同士、声を掛け合って観察しました。

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駆除前とは見違えるほどの状態になったこの場所。

大きな成果とともに活動を終えました。

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今年度のアレチウリ一掃作戦の目的は、駆除活動を行うだけではなく、

活動での経験を自分たちが住んでいる地域に広めていくことです。

活動中の休憩や、閉会式の場で、各自の活動について報告頂いたのですが、

2013年5月のキックオフ活動からずっと、

継続参加して下さっている千島さんは、

活動についての新聞記事や、アレチウリの生態を独自で調査した

写真入りのすばらしいスクラップブックを作成。

今後、そのスクラップブックを見せながら、多くの人に経験を語って頂きたいです。

大月市よりお越しの鈴木さんは

すでに地元の周りの方に呼びかけ、幼芽の時期に抜き去る活動を展開。

前回も参加くださった地元吉田高校の学生さんは、

学校で参加呼びかけを展開。

皆さんの積極的なアクションに、

私たち富士山クラブスタッフも、負けないようにがんばります!

本日は本当にお疲れ様でした。

また、ありがとうございました。

また一緒に駆除活動を行いましょう!

本日の駆除活動成果

袋数(45ℓ)・・・8袋    重量・・・38㎏ 

 

本活動には「積水化学工業株式会社」様の

寄附金を活用させて頂いております。

ご支援に深く感謝申し上げます。

「河口湖アレチウリ一掃作戦」は、富士河口湖町・山梨県富士山科学研究所

山梨県富士山レンジャー・富士山クラブで構成する

実行委員会のもと、実施しております。

最終更新日  2015年6月14日