今年度も様々な活動ドラマを生み出し、
この日2015最終回を迎えた河口湖アレチウリ一掃作戦。
天気予報では不吉な雨を発表していましたが、
例のごとく、
富士山クラブが誇る最強の晴れ女会員O氏の、お日様パワー炸裂、
お陰様をもちまして、涼やかな心地よい天候の中で活動を行うことができました。
今日の現場は東側湖岸。
前回の河口湖漕艇場からの活動の続きです。
湖畔を見渡すと、うっすらと見える富士山に、
すすきや、サルスベリなどの植物が色を添え
落ち着いた秋の雰囲気を醸し出していました。
最終回にはベテランの常連参加組に加え、嬉しい初参加者の顔も。
フットワーク軽く動けるように活動グッズを二輪車に乗せると、
今日の駆除目標達成を誓い合って
湖畔に向かう黄色い富士山クラブのビブス集団。
「今日もがんばるぞ~!」
活動現場に到着すると、わっさわっさと茂るアレチウリを前に
↑「×××・・・」
やる気満々で湖畔に降り立っていくのですが・・・
今日の活動は、今年一番ともいえるほど激しい活動
何が激しいかって、オオブタクサの花粉が絶頂期を迎えていて、
黄色い花粉ホコリの中での活動。
さらにアレチウリは最大に育っているものだから、
それを取ろうと上を向くと、花粉が煙のように顔に、体に降りかかる始末。
しかし、サングラスをすれば大丈夫。
最強の駆除軍団は花粉ごときに負けないのであった。
ヨシに絡みついているアレチウリを引っ張っては抜き、引っ張っては抜き、
脇一杯に抱えては袋に詰めてまとめます。
活動も後半に入ると、さらに難易度は増し、
高さ3m以上はあろうヨシ林に道を開拓してはせっせと抜くハードさ。
土手上の高い場所から見ても、誰がどこにいるか全然見えない状態。
活動中には小さなジバチの巣も見つかり、ちょっとびっくりしましたが、
みんなのチームワークにより、安全を確認しながら活動を進め、
「見えているアレチウリを全部抜いて、すっきりして今期を終えたい!」
そんな気持ちを込めて、最後までがんばりぬきました。
駆除したアレチウリを山積みにし
記念写真を撮ろうとした場所は、
優雅な雰囲気、音楽が流れる「河口湖オルゴール館」の裏。
「記念写真も今日はちょっと上品にしたいね」と、撮影前に相談。
上品な駆除集団は両手にアレチウリの袋を下げ、
戦利品とばかりに、駐車場に運んでいきました。
さて、そこで本日の成果計量。
ばねばかりで重さを計った袋を軽トラの荷台に乗せていくのですが・・・
この集団はいつでもにぎやか。
さて、閉会式では、来年5月の「2016キックオフ駆除活動」での再会を誓って、
そして、今後の河口湖アレチウリ駆除活動の発展を願って
一本締
「よ~おっ」
「パン!」
本当にお疲れ様でした。来年もいっしょにがんばりましょう!!
今回の活動成果 袋数(45L)・・・22袋 重量・・・90Kg
本活動のために御寄付を下さいました「積水化学工業株式会社」様、
また、駐車場を貸してくださった「河口湖漁業組合」様、
ご支援・ご協力に深く感謝申し上げます。
「河口湖アレチウリ一掃作戦」は、富士河口湖町・山梨県富士山科学研究所
山梨県富士山レンジャー・富士山クラブで構成する
「河口湖アレチウリ一掃作戦実行委員会」のもと、実施しております。