6月29日(土)、富士河口湖町大石公園前の湖畔にて行った
特定外来生物アレチウリ駆除活動の様子を事務局員よねっちがレポートします。
この日は事務局員4人と、東京からいらした会員様お一人、合計5人で活動を行いました。
人数は少ないけれど、みんなヤル気満々で現場に降り立ちます。
河口湖畔のアレチウリ駆除活動は先月5月24日がキックオフデーでした。
初日は東京の中学生にご協力頂き、この日と同じ湖畔で駆除活動を行いました。
同じ場所も1か月以上過ぎてみると・・・
あらゆる植物が驚くほど成長していてびっくり。
ヨシは2m以上の背丈に育ち、周辺の湖畔全域を覆っていました。
ヨシをできるだけ踏まないように気を付けながら進み、しげみを覗いてみると
ある、ある、アレチウリ!
1か月前は小さなフタバだったのに、その後ヨシにツルを絡ませながらぐんぐん成長し、
ヨシの背丈よりも大きくなっているものもありました。
アレチウリの根本を引っ張ると、柔らかい湿地からスルリと引き抜けます。
そして、絡んだツルを取り除くために、思いっきりぐいっと引っ張ります。
「カイカ~ン」「ストレス解消」など、楽しげな言葉が聞こえてきます。
駆除活動を進めていくうち、アレチウリはとても不思議な生育の仕方をする
植物であることもわかってきました。
アレチウリだけではなく、オオブタクサもたくさん生育していました。
これらの植物を抜き取って積んでいくと、多くの観光客の方々も
この活動に深く興味を示して下さいました。
フィールドワークは楽しいことがいっぱい。
いつも違う植物、生き物が目の前に登場します。
この日の珍発見はセリの葉を食べていたきれいなイモ虫でした。
一体どんなチョウになるのかな?
本日の活動、楽しかったこと、勉強になったこと、いろいろありました。
ご参加くださった小倉様(東京都:会員様)本当にありがとうございました。
また、ぜひ一緒に活動をしましょう!
本日の活動成果→特定外来生物アレチウリ 12kg (45ℓ×4袋)
富士山クラブでは今後も継続してアレチウリの駆除活動を行っていきます。
詳しいご案内はこちらをご覧ください。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。