梅雨空が続き、数日ぶりに気持ち良く晴れ渡った6月13日(金)
今年初めて清掃活動にご参加くださった株式会社青山製作所の皆様と
清掃活動を行いました。
ご参加頂いた10名の方々は、各拠点工場の環境保全担当者様とのこと、
清掃に先立ってもりの学校で行われた事前学習会では
富士山周辺地域の環境問題や、それに対する富士山クラブの取り組みについて
真剣に耳を傾けてくださいました。
事前学習を終えると、いざ、清掃現場へ!
今日の活動現場は青木ヶ原樹海。
国道139号線から少し森に入ると、富士山の溶岩の上でたくましく生きる
豊かな自然林が広がっています。
そんな素晴らしい森を楽しむための自然散策路脇に
に不法投棄された古いごみがぎっしり。
参加者の皆様からは
「何故わざわざこんな場所に捨てるんだ?」
と疑問の声が上がります。
現場に降り立つと、もくもくと
細かく砕けた大量のガラスを丁寧にバケツに集めていきました。
活動が進んでいくと、次々に出てくるごみの古さに改めてびっくり。
見たこともないデザインの缶なども続出。
そして、ビンの口を通り抜けて根を張る、たくましい根を見つけ
人間の過ちで自然に大きな負担をかけてしまっていることを
強く感じ取ってくださいました。
(1) (2) (3)
活動では皆様のたくさんの笑顔を頂きました。
(1)ごみ袋と竹べらを両手にビシッと決めた瞬間
(2)砕けたビンが多かったこの現場。完璧な形のビンを掘り出しました!
(3)このメガネ、実はごみ。フレームだけ見つかりました。似合いますね。
活動時間が終了すると、ごみをリヤカーに載せてトラックまで運搬。
捨てるのは一瞬、拾い集めて運び出すまではこんなに大変。
捨てないことの大切さを改めて感じてくださったのではないでしょうか?
もりの学校に戻った皆様は振り返り会を行いました。
この日一番活躍したと指名を受けた方から
「道路脇のポイ捨てゴミを拾い集めるような活動だと思っていたけれど、
こんな昔のごみを掘り出す活動をするとは思ってもみなかった。
こういったごみの現場があることにとても驚かされた」
と、率直な感想を頂きました。
残念なことに、特に富士山北麓では、今回の活動現場の様な
古い時代のごみがまだまだ残されています。
富士山クラブはごみゼロを目指して、
これからも清掃活動を続けていきます。
また再び皆様のお力を借り、清掃活動を行うことを心から願っております。
ぜひまた一緒にがんばりましょう!
本日は本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
本日の活動成果はこちら→20140613AoyamaSeisakusyo.Co.Ltd.pdf
本日の活動のために駐車場をお貸しくださった「富岳風穴」様
いつもながらのご協力に深く感謝申し上げます。
本活動は平成26年度環境省グリーンワーカー事業の一環として
実施しております。