文化シャッター株式会社のみなさんと
富士山麓の不法投棄ごみ撤去活動を実施しました。
3年連続3回目の参加となった今回は
文化シャッター創立60周年の記念行事。
228人の社員とそのご家族が、首都圏や静岡県内の
拠点を始め、海外からも集まりました。
富士緑の休暇村で開会式。
主催者代表と本日のゲスト野口健さんから挨拶を
いただき早速現場へ移動。
今回の現場は、鳴沢村内の不法投棄現場。
ここは、一般車両の往来こそ少ないものの、農業や
馬術クラブの練習などで、様々な人が利用しています。
また、青木ヶ原樹海と足和田山の境目にあり
豊かな森は、野生生物の宝庫です。
そんな森の一部に、土砂とともに不法投棄された産業廃棄物。
現場には、山梨県環境整備課の職員に加え
野口健さんが名誉隊長を務める富士山レンジャーが
応援に駆けつけ、参加者のみなさんと一緒に汗を流しました。
現場の表面は、細かく砕かれた様々なごみに覆われ
地面に埋まったごみの回収には、大量の土砂が行く手を阻みます。
参加者のみなさんは、スコップや竹べらを駆使して
丁寧にこれらのごみを回収して下さいました。
本当にお疲れ様でした。
現場を後にしたみなさんは、腹ごしらえをして、温泉で汗を流し
野口健さんのトークショーを楽しみました。
富士山が世界文化遺産に登録されてから
間もなく2年を迎えようとしています。
富士山クラブが設立当初から取り組んできた
富士山のごみ問題をはじめ、外来生物の問題など
富士山が抱える環境問題の解決には
まだまだ時間がかかります。
市民、企業、行政の連携をこれまで以上に強くすることで
よりスピーディーに世界文化遺産に相応しい富士山を
取り戻せるよう、活動を続けていきます。
引き続き、富士山クラブの活動へのご理解とご協力
よろしくお願いいたします。
なお、本活動は、山梨県富士山クリーンアップ事業として
山梨県環境整備課ならびに山梨県産業廃棄物協会
との協働事業として実施しております。
また、本活動のために駐車場をお貸しくださった
「鳴沢村第一地区 小林様」
いつもご協力いただきありがとうございます。