2024年　年頭のごあいさつ

元日の夕方に発生しました、能登地方を震源とする「令和6年能登半島地震」により犠牲となられた方々に衷心よりお悔み申し上げるとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

当クラブは、ともに「もりの学校」を拠点にしている、認定NPO法人ピーク・エイド（代表　野口健）が行う被災地支援活動について、ボランティアの皆様とともに体育館にて支援物資発送準備のお手伝いに協力しています。野口理事長自身が極寒の被災地に何度も足を運び、被災された方々に全国から寄せられたあたたかい寝袋やマット、ソーラーランタンなど支援物資を届け、被災者の声を聴き寄り添う活動を続けています。
お手伝いを続ける中で、富士山地域においていざという時の連携体制の構築や自分たちの役割の把握、最新情報の受信と発信の重要性を考えるなど、野口理事長の行動から多くを学んでいます。野口理事長が新聞コラム（1月18日付産経新聞「直球&曲球」）で記していましたが、「災害は『明日は我が身』」なのだということを忘れてはなりません。

今年の干支である「甲辰」は、「成功という芽が成長し、姿を整えていく」という意味があると言われております。当クラブとしても、被災地が元の姿に戻りますよう、支援活動に引き続き協力してまいります。被災地のみなさまの安全確保、そして一日も早い復旧・復興を衷心よりお祈り申し上げます。　　　　　　　　　　　　　　　事務局長　　七井辰男
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　「もりの学校で寝袋を段ボールに詰め替える作業をするボランティア=NPOピーク・エイド提供」