とうとうきました10年目!!
今年も、講談師神田紫さんと行く富士登山を実施しました。
五合目を出発するときから雨がパラパラ。
行く先が思いやられます。
七合目を過ぎるまでは、殴りつけるような雨が降ったり止んだり。
メンバー全員の体力を奪っていきます。
八合目付近で、やっと雲の上に出ました。メンバーにも安堵感が広がります。
結局、山小屋到着は午後7時過ぎ。悪天候に翻弄された登りでした。
夕食を食べて、次の日に備えて早々に就寝です。
翌日、5日の出発は午前2時。
足元には麓の街明かりがよく見えます。と、いうことは、
今日の山行は好天が期待できます!!
八合目とはいえ、ここはとっくに3000メートル超え。焦らず、ゆっくりと山頂を目指します。
富士山の山頂直下で感じることは、すぐそこだけど、ぜんぜんたどり着かない。
みなさんも富士山を描くとき、山麓、中腹となだらかな曲線を書き、
山頂に近づくにつれ、傾斜を強めて書きますよね。まさにそこです!!
とはいえ、一歩一歩足を進めると必ずたどり着きます。
御来光20分前には山頂到着。絶景ポイントまでお鉢を移動します。
今回の御来光も感動ものでした。何度見てもいいですねぇ。
御来光を堪能した後、お鉢めぐりする班・しない班に分かれて、
それぞれ思い思いに山頂での時間を楽しみます。
さあ! いよいよお待ちかね、講談師神田紫さんの山頂講談です!!
10周年というのもあってか、紫さんの話し方にも力が入ります。
その気合いに引き寄せられ、ツアー参加者以外にも講談に足を止める登山者もいました。
富士山山頂でぜいたくな時間を過ごしたあとは、ゆっくり下山。
無事に帰ってきました。五合目。
左の写真が出発前。右の写真が、帰ってきたときに撮影したものです。
皆さんお変わりなく、元気に戻ってきました!!
今回、参加者23名中、21名が登頂。
1名が高山病。もう1名がひざ痛で登頂を断念しました。
登頂できなかったのは少し残念ですが、全員御来光を望むことができました。
それよりも、2日間、真剣に富士山に向き合った時間こそが、
参加者全員の心に残ったのではないでしょうか。
そして、神田紫さんの10年連続富士山登頂と講談に御一緒出来たことに嬉しく思います。
ありがとうございました。
参加者の皆様、本当にお疲れ様でした。
秋には富士山の紅葉を楽しむ登山を考えております。
日程が決まりましたら、ぜひご都合をあわせてご参加ください。