11月9日(土)ネスレ日本株式会社の44人の皆様とトレッキングと清掃活動を行いました。
ネスレ日本株式会社の皆様は、毎年恒例で毎日新聞社主催「富士山クリーンツアー」に
ご参加くださっているのですが、昨年からさらに単独での活動にもご参加くださっています。
今年は紅葉が美しい晩秋の季節に行われました。
まずはもりの学校に勢ぞろいされた皆様より富士山クラブにご寄付の贈呈を頂きました。
こちら、ただの寄付金ではありません。まさに、皆様の努力と汗の結晶といえるもの。
ボランティア活動に非常に高い意識で取り組んでいる皆様の会社は、
社員がボランティア活動に参加するとその都度ポイントを付与し、
そのポイント数に応じた金額を寄付をする制度を行われているそうで、
その一部を富士山クラブにご寄附くださったのです。
誠にありがとうございます!
美しい富士山を子どもたちに残していくために、大切に使わせていただきます。
清掃活動に先立ち、富士山の素晴らしいところを五感で体験していただくために、
西湖コウモリ穴と青木ヶ原樹海のトレッキングを行いました。
「富士山クラブ森大好き女子(?)3人組」のくわ、ふなっしー、よねっち組に分かれて
紅葉の森を楽しみに出かけました。
まずは西湖コウモリ穴探索です。
参加者の皆様の中には関西方面から駆けつけてくださった方もいらっしゃったのですが、
溶岩の不思議を肌で感じ、驚嘆の声「おぉ!」「ほぉ~」「なるほど~」「へぇ~」の連続です。
富士山とその周辺地域自体がワンダーワールドであることを感じてくださったようです。
紅葉の森は降霜を前に、有終の美を見せてくれました。
きのこの時期はもう終盤でしたが、この日はユニークな「ツチグリ」が点々と顔を出していました。
それから、鳴沢村焼間の不法投棄現場にて清掃活動!
今年6月15日に行われた毎日新聞社主催「富士山クリーンツアー」にご参加くださった時は
この現場における第2回目の活動でしたが、
あれから約5か月が過ぎ、この活動も集大成の時期に入ってきました。
今日の活動のメインワークは現場の脇に山積みになっているがれきを
コンテナに運び込む作業だったのですが・・・
「では、始めましょう!」の開始の掛け声から、参加者の皆様の強力なチームワークの下、
作業はガンガン進み、あっというまにコンテナはいっぱいになってしまいました。
それから、次回の活動で行うことを予定していた鉄くずや木くずの運搬・袋詰めなどを行ったのですが、
こちらも目を見張るスピードで作業は進みます。
改めて、皆様の溢れるやる気とパワーを感じずにはいられなかった活動となりました。
活動時間を終えると、振り返りとして、3人の方に感想発表を行っていただきました。
富士山の光と影の両方をご覧になったこの日、
様々な思いを抱かれたご様子でしたが、
自然を守ることの意義を改めて感じてくださったようです。
それから、自分への決意表明です。
それぞれに配られた一枚のはがきに
「自然と環境を守るためにできること」の決意をご記入いただきました。
はがきは来年の活動の1か月前まで保管し、
責任を持って投函いたします。
その日まで皆様の想いを大切にお預かりいたします!
本日は本当にお疲れ様でした。また、ありがとうございました。
また、来年の活動でお会いできるのを心から楽しみにしております!
なお、本活動は山梨県富士山クリーンアップ事業として、山梨県環境整備課ならびに
山梨県産業廃棄物協会との協働事業として実施しております。
今日も3名の職員の方が駆けつけてくださいました !ご協力ありがとうございました。
本日の活動のために駐車場をお貸しくださった
「西湖いやしの里根場」様、鳴沢村第一地区の小林様
いつもながらのご協力に深く感謝申し上げます。