11月の定例クリーン活動は近年恒例の1日活動。
午前・午後の2部に分けて、1日とおして活動します。
この日の北麓地方はすばらしい秋晴れ!
例年より遅めだった紅葉の最盛期、
真黄色に紅葉したカラマツが青空に映えます。
午前の部
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午前の部の活動現場は紅葉台入口付近の国道139号線道脇。
秋の行楽シーズンも終盤を迎えたこの時期、
道行く車から捨てられたポイ捨てごみが目立ちます。
それらを一掃頂こうと、集合場所の道の駅なるさわには、
10人の参加者の皆様がお集まりくださいました。
開会式では、小学校1年生のちびっこが
「ハチが近くに飛んで来た時の正しい対応」を実演。
また、来年度以降スタッフとして活躍くださるであろう、
環境教育スタッフ ブルーリーダー養成講座の
受講生の方2名の方が参加者の皆様にご挨拶。
今日は皆様の安全管理役として実地研修します。
そして、活動現場に移動すると、トングとごみ袋を持って一列となり、
「さぁ、ごみ拾おう!」と、元気に活動を始めました。
11月になって霜も降り始めたものの、まだまだ雑草はもさもさ。
とても見つけにくい、手を伸ばしにくい場所にもごみはたくさんあったのですが、
参加者の皆さんは雑草を払いのけながら、丁寧にごみを回収していきました。
林の中に置き去られた2本のタイヤも回収。
ペアルックのご夫婦、清掃大好きご家族、
そして、初参加の方、大ベテラン陣が力を合わせ、
10人とは思えないほどの働きっぷりで、
約1時間30分の活動を終えてみると、
予想をはるかに上回る量のごみがトラックに積み込まれました。
今後、道脇の雑草がもっと枯れていくと、
ごみが捨てられている場所が露わになり、
「ごみがごみを呼ぶ」
(ごみがないきれいな場所には新たにごみが捨てられにくいけど、
ごみがある場所にはさらに多くのごみがすてられること)
現象が起こりやすくなります。
今回の活動は道行く車、人々にごみを捨てないようにというメッセージに加え、
冬場にごみがごみを呼ばない対策となったのではないかと思います。
ご参加くださった皆様、本当にお疲れ様でした。
また、ありがとうございました。
午後もよろしくお願い致します。
午前の部活動成果はこちら⇒161112RegularCleanAction.pdf
午前の部
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さて、午後の部スタートです!
後半戦は26人の参加者の皆様がお集まりくださいました。
(うち、午前からのご参加が5人。ありがとうございます!!)
午後の部では、定例クリーン活動でも何度か清掃活動を実施している
鳴沢村の産業廃棄物不法投棄現場で活動をします。
今回のメインタスクは今年度18回の活動で集めた
コンクリートやアスファルト、瓦などのがれき類の分別、搬出作業です。
これらのものは見分けるのが難しく、分別が非常に困難です...
皆様、最初は少し分別に迷っていた様子でしたが、
活動が進むにつれ、分別スピードアップ。
さらに、バケツに分別したがれきをトラックに運ぶのもなかなか大変なのですが
運ぶ人が絶えることなく、バンバンと運搬!
休憩の様子。バケツが置いてあるところ=それぞれの活動テリトリーです。
山になっていたがれきがみるみるうちに平らになっていく...。
人の力ってすごい!
今回はグループでのご参加が多く、
いろんなひとと交流しながらの楽しい雰囲気の活動となりました。
1.4tトラックが満載になるほどのがれきを積み込み、
次回搬出予定分の分別も少し行ったところで、約1時間30分の活動が終了となりました。
いよいよ今年度同現場での活動は終了を迎えます。
今回の活動で分別しきれなかったものについては
引き続き、次回の定例クリーン活動(12月3日 土曜)で
分別、回収作業を行いたいと思います!
ぜひ、次回参加もお願いいたします!
本日は活動にご協力いただき本当にありがとうございました。
■本活動は、山梨県富士山クリーンアップ事業として
山梨県および、山梨県産業廃棄物協会との協働事業として実施しており
本日は山梨県環境整備課の職員さんが応援に駆けつけてくださいました。
■平成28年度環境省グリーンワーカー事業の一環として
実施しております。
■駐車場をお貸しくださった「鳴沢村第一地区 小林様」
いつもながらのご協力に深く感謝申し上げます。