2015シーズンキックオフとなる、第1回河口湖アレチウリ一掃作戦(外来植物駆除活動)が
80人の参加者を迎え、盛大に行われました。
天気予報では雨模様を伝えていましたが、
この日の富士河口湖町民の熱気が雨雲を吹き飛ばしたのか、
空はきれいに晴れ上がり、富士山もくっきり。
今日は町を上げての「河口湖一万人清掃」。
町民一丸となり、メイン会場となった南岸の八木崎公園を中心に、
6地点を拠点に清掃活動を実施。
3年前から、この日に合わせて河口湖畔におけるアレチウリ駆除活動を行っています。
まずは、サブ会場集合場所となった大石公園にて地区の総合開会式。
富士河口湖町副町長の古屋氏の挨拶の中で、
アレチウリ駆除への取り組みについても触れて頂きました。
さて、いよいよ駆除活動会場へ。
この日の拠点は東洋大学河口湖セミナーハウス。
河口湖一掃作戦実行委員会のメンバーである、
山梨県富士山科学研究所の中野・安田両研究員、
山梨県富士山レンジャー、富士山クラブのスタッフが参加者の皆様をお迎えしました。
委員会では、1週間前の5月17日に、山梨県富士山科学研究所にて
アレチウリをテーマにした公開講座を行い、
本活動への理解を深めるとともに、
駆除活動への参加を呼びかける活動も行いました。
活動現場となった桑崎地区の湖岸には、
成長し、つるを出し始めたアレチウリばかりではなく、
オオブタクサ、カナムグラなどの外来植物がたくさん生育していて、
それらを一本ずつ丁寧に抜き取っていきます。
最初はどの植物かの判定に戸惑っていた皆様でしたが、
目が慣れてくると、どんどん手早くなり、次々に駆除を進めていきました。
こちら、東洋大学の学生さんたち。
自校のセミナーハウスに宿泊し、昨日は清掃活動、
今日は駆除活動にご参加くださいました。
みんなの熱心な駆除っぷりから、とても元気を頂きました!
地域の皆様の活躍も光りました。
地元の高校生や、シチズンファインデバイス株式会社のお三方より
「以前からどんなことをするのか、とても気になっていた」とのこと、
ぜひ、今日の体験を話すことで、地元の皆様に活動を広げてください。
安田研究員の満面の笑み。
たくさんの皆様にご参加頂き、
はつらつと指導、駆除を進める委員会のメンバーの活躍も光りました。
約1時間ほどの活動を終え、閉会式に。
皆様の暮らす地域でも今日駆除した植物を見つけたら、
「見つけたら、抜く」精神で、駆除の輪を広げてください。
本日は本当にありがとうございました。
また、お疲れ様でした。
駆除活動は今後月2回のペースで9月上旬まで継続します。
(今後の活動について、詳しくはコチラ)
ぜひ、また一緒に駆除活動を行いましょう。
本日の駆除活動成果
袋数(45ℓ)・・・16袋 重量・・・90㎏
本日回収したごみの成果→150524ichimanninseisou.pdf
本活動には「積水化学工業株式会社」様の
寄附金を活用させて頂いております。
また、活動で利用した駐車場は
「東洋大学河口湖セミナーハウス」様にお貸し頂きました。
皆様のご支援とご協力に深く感謝申し上げます。
「河口湖アレチウリ一掃作戦」は、富士河口湖町・山梨県富士山科学研究所
山梨県富士山レンジャー・富士山クラブで構成する
実行委員会のもと、実施しております。