2017年最後の「河口湖アレチウリ一掃作戦」を実施、
25名の皆さんが河口湖大石公園にお集まりくださいました。
この日はちょっと曇り空でしたが、
日陰のない湖岸での作業となるこの活動にとっては
ベストコンディション。
駆除ターゲットの特定外来生物アレチウリはというと...
生育・繁茂ピークを迎え、すでに開花・結実している模様。
こうなってからの作業は、慎重に、正確に行う必要があります。
なぜかというと、アレチウリの花はキイロスズメバチの大好物、
また、トゲトゲ・イガイガの実は、肌に触れるとイタイ...
飛び交うハチ、触れたくない実、飛散している花粉、
モサモサに成長している植物など、
すべてに気を付けながら作業する必要があるのです。
そこで活動は、富士山クラブが誇る、
アレチウリバスターズと呼ばれるベテラン会員様5人をリーダーに、
初参加、東京都の亀戸浅間神社14人の皆さん
個人参加の方などが5,6人ずつの混合グループを編成し、現場にGO!
大石公園の花壇に翻る「特定外来植物駆除活動実施中」と書かれたのぼり旗。
一見、旗のまわりには誰もいないように見えます。
しかし...土手の下を見ると...
ハードな活動が繰り広げられていました。
背丈が3m以上に成長したヨシをかき分けながら進むと...
さらにその上までツルを伸ばすアレチウリをひっぺがし、抜き取ります。
ベテラン陣は予想通りの働きっぷりとはいえ、
どんな場所でもひるむことなく駆除に挑む、
初参加とは思えない亀戸浅間神社グループの活躍はすばらしかった...
約1時間半ほどの活動を終えると、
全員の両手が塞がるほどの数のごみ袋をトラックの近くまで運び、
ばねばかりで計量。
そして、トラックに乗せると、
荷台の3分の2は、駆除植物を入れたごみ袋で埋まりました。
皆様からは、
「楽しかった...」「ストレス発散になった...」
「ぜひまた機会を見つけて参加したい」
などの声が聞かれ、また新しい仲間が増えたような気がしました。
河口湖の生態系、景観を守るために、
かけがえのない、富士山の自然を守るために
私たちはこれからもこの活動を続けていきます。
ぜひ、また来年の5月以降、一緒に駆除活動しましょう!
本日は本当にお疲れ様でした。
また、ありがとうございました。
本日の活動成果はこちら⇒170820arechiuri.pdf