11月16日(土)静岡県伊豆市の天城会館で開催された
「第26回巨木を語ろう全国フォーラム静岡in伊豆」で
富士山南面森林調査活動の事例発表を行いました。
今まで以上に、緑を守る事を盛り上げていくために、
人と森林のつながりをより深く認識する機会として、
本フォーラム実行委員会主催で開催されました。
常葉大学山田辰美教授による基調講演。
富士山や伊豆半島の森と人の関わり方について
イースター島のラパヌイ文明消滅と森林破壊を例に
とても分かりやすくお話し下さいました。
地元小中高校生による活動報告の様子。
伊豆半島の豊かなブナ林をはじめ、マメザクラの保護、
伊豆半島でも問題になっているニホンジカの増殖に対する
食害対策、ジオパークに指定された伊豆半島を題材にした
教材や商品開発など、非常に興味深い取り組みが発表されました。
活動報告者として招かれた富士山クラブは、2006年から始めた
富士山南面森林調査活動の経過報告を行いました。
伊豆半島に限らず、富士山をはじめ、静岡県東部地区には、
豊かな自然が各所に残されています。
しかしながら、ニホンジカの増殖をはじめとして、森林生態系の
バランスが崩れつつあることを、改めて私たち人間が認識し、
行動を起こさなければなりません。
美しい富士山を子どもたちに残していくために...。