秋の青木ヶ原樹海に
甲府盆地から昭和町立常永小学校6年生の皆さんがやってきました。
同じ山梨県内に住む子どもたちだけど、なかなかやってくる機会が少ない富士北麓地方。
今日は、西湖蝙蝠穴からもりの学校に続く樹海を散策します。
バスを降りた子どもたちは、しっかり整列し、
富士山クラブスタッフに元気に「お願いします!」のあいさつをしました。
今週になって朝晩と日中の気温差が大きくなり
急速に秋から冬に向かう雰囲気が深まった青木ヶ原樹海。
夏の時期は大変涼しく感じた溶岩洞穴の中も、
ほんのり暖かく感じました。
溶岩鍾乳石や、縄状溶岩などを見学しながら、
樹海の地下の仕組みを見学しました。
そして、森の中を進んでいくと、次々に見られた生き物たちのフィールドサイン。
子どもたちの優れた視力で、たくさんの森のエビフライを発見しました。
ひもを付けた磁石や、方位磁石などを使ったミニ実験などを交えながら、
樹海の溶岩の特徴をいろいろな方面から学びました。
森を出てみると、かなりの量の雨が降っています。
「森の中ではそんなに降っていると感じなかったのにね」と
囁き合う子どもたち。
森は、生き物や植物たちばかりではなく、
人間に取っても、とてもありがたいものであることを
ここでも感じてもらえた様子ですね。
今日の散策で勉強したことを、ぜひ、たくさんの友達や家族に話して、
今後はみんながガイドさんになって、この青木ヶ原の森を案内してあげてくださいね。
今日は本当にお疲れ様でした。
また、ありがとうございました。
また、来年もいっしょに青木ヶ原の森を散策しましょう!