夏本番直前の7月23日、38人の皆さんと定例クリーン活動を実施しました。
今回の活動は学生ボランティア企画集団NUTSや、
団体会員の静岡県労働金庫労働組合の有志の皆様も
ご参加くださいました!
昼ごろからぐ~んと気温が上がったこの日、
集合場所の本栖県営駐車場に到着し、
車を降りた皆からは「あつ~い~」の連発。
気温が上がれば上がるほど、幸せを強く感じられるのが森の中。
今日の活動現場、本栖湖に近い青木ヶ原樹海の中も
高原のさわやかな空気が漂い、
ホタルブクロやドクツルタケが、
通りゆく参加者の皆さんに富士北麓の夏を知らせていました。
皆さんは2グループに分かれ、道路脇を片方ずつ担当しました。
道路脇から森に降り立ってみると、
パッと見は溶岩の地表は落ち葉で覆われて
ごみはないように思われたのですが・・・
さすが清掃活動ベテランの精鋭陣。
ごみがありそうな、怪しげな場所を見つけると、
すかさず落ち葉を払い避け、次々に拾い集めていきました。
約1時間半ほどの活動を終えると、
全員でごみ袋を持って分別場所まで運んだのですが、
手ぶらで戻った人は誰もいない・・・
全員1袋以上のごみを持ちながら戻ってきました。
分別のため、袋をひっくり返しごみの山を築いてみると、
「わぁすごい、これ全部集めたの~!」と、感激交じりの驚きの声。
回収作業中は別のグループの人の働きっぷりが見られなかったので、
閉会式の場で、各グループの報告と感想を頂きました。
●小学校1年生女子談
「森の中がきれいになって、気持ちよかったです!」
●学生ボランティア企画集団NUTS代表談
「こんなにごみが集まって驚いた。社会のためになる活動ができて嬉しかった。
また来たいです」
●静岡県労働金庫労働組合代表談
「ごみは少なくなってきたと思っていましたが、
こうしてみると、まだまだ清掃活動を継続する必要性があると思います。
今までは静岡県での活動のみだったのですが、
山梨のごみの状況を知ることができてよかったと思います。
今後も有志で参加したいです」
今日のような幹線道路脇の樹海での清掃活動は、
ごみの回収や、道脇を走る車への不法投棄防止啓発だけではなく、
青木ヶ原樹海の自然を別の視線から見て、
「決して汚してはいけない大切な場所」ということに
深く気づくことができる活動になります。
ぜひ、よりたくさんの方々に、このことを感じで頂ければと思います。
そこで、次回予告!
今回の活動で回収しきれなかったごみは
8月に続きをする予定です。
ぜひ、来月もまた一緒に樹海を清掃しましょう!!
本日は本当にお疲れ様でした。
また、ありがとうございました。
本日の活動成果はこちら→160723Regular Clean Action Result.pdf
本活動は平成28年度環境省グリーンワーカー事業の一環として
実施しております。