8月2日(金)、平成25年度 静岡県東部理科職員研修会(ティーチャーズミーティング)
が行われ、18人の先生方が富士北麓を訪れました。
富士河口湖町の富士風穴で行われた研修会午前の部の様子を
事務局員よねっちがレポートいたします。
富士風穴では山梨県環境科学研究所 地球科学研究室 内山高研究員に
講師・案内をお願いいたしました。まずは内山先生がご用意くださった
資料を見ながら、ここ、青木ヶ原樹海を創った溶岩流と、その時代について学びました。
雨合羽を着込み、ヘッドライトを点灯し、いよいよ風穴の中に入ります。
一人ずつしか降りられないハシゴを慎重に伝いながら、ミステリーゾーンを冒険!
溶岩と氷が混ざり合う地点を通過すると、ドーム式アイススケートリンクの
ような広い場所に出ました。
そこには美しい、小さな氷筍をたくさん見ることができました。
少し奥に大きな氷柱が見えたのですが、どうにも急傾斜の氷の坂があり、
ここで引き返すかどうかと考えていたのですが、
そこはさすがに好奇心旺盛な理科の先生たち、ザイルの用意があることを知ると、
皆々氷の坂を滑り下っていきます。
童心に返り洞窟内を探検した後は、溶岩の性質と特徴について、内山先生のお話を聞き、
午前の部は終了となりました。
そして、皆様は午後の部受講のため、山梨県環境科学研究所へと向かわれました。
短い時間ではありましたが、たくさんのことを見て、聞いて、感じられたはず。
富士北麓地方の誇る溶岩トンネルでの研修会について、
夏休みを終えた子どもたちにお話いただけたらと思います。
来年もぜひ、富士北麓地方をご訪問ください。