秋が深まる富士北麓の10月、
サムスンC&Tジャパン株式会社27名の皆様と
3年連続3回目の活動を行いました。
今日の富士山麓地方は、この秋一番の冷え込み。
晩秋のような寒い朝を迎えました。
雨を感じさせる雲の中にそびえる富士山の姿を見て
「もしかしたら、初冠雪かも...」
と囁きあうほどの冷え込みでした。
皆様が集合場所に到着し、バスを降りた瞬間、「わぁっ、寒い~」と、
少しずつ紅葉している周辺の木々を、改めて見回していました。
開会式を終えると、
おなじみの紺青色のビブスを身に付け現場へ向かいました。
今日の活動現場、鳴沢村焼間地区の森には、実りの秋を感じさせる
アケビやクルミ、キノコなどがいっぱい。
豊かに見える森なのですが、雑草の茂みを覗き込むと、
ごみが散乱...
それらを見つけると、一気にギアがアップ!
まずは、冷蔵庫、シート、テレビなどの大型ごみを回収。
不法投棄されたテレビ、「SAMSUNG」製品でなくてよかった...
人間の力ではとても運び出すことができなさそうな、
大型機械などもあったのですが、一部分だけでも回収しようと、
土に埋もれた鉄骨の回収に着手!
まずは、スコップで掘り出して...そして、引き抜いて、
力を合わせて運ぶ...
さすがにほとんどがリピーターの皆様、
ツボをよく心得ていて、とてもテンポよく活動は進んでいきました。
タイヤをまずは、ポンポン道に出して、ゴロゴロ運ぶ。
小さな発泡スチロールの梱包材は、根気よくふるいでふるって
まとめる。これ、細かくて相当大変な作業なのですが、
45リットルごみ袋×3個も回収してくださったのです。
そして、トラックへの集積もみんなで協力して...
無事、もりの学校まで運び終えたごみの山。
実は、この日は10時ころから雨が降り出し、
予定通り清掃活動を行えるかどうか、
ハラハラの天気予報が発表されていたのですが、
活動中は終始雨に降られることなく、
無事に活動を終えてから、もりの学校に向かうバスでの移動中に
このタイミングを待っていたかのように、バーッと降り始めました。
皆様のやる気が、雨雲を寄せ付けなかったような、
皆様の活動を富士山の神様が見守ってくださったような、
そんなことを感じずにはいられなかった活動となりました。
昼食と環境学習会を終え、帰路につかれた皆様。
その後、翌日まで降り続いた激しい雨の音を聞きながら、
私たちと同じことを感じてくださったのではないかと思います。
不思議な力で守られた皆様が、
この後もずっと活動を継続してくださったら、
こんなに心強いことはありません。
ぜひぜひ、また来年、この富士山麓で一緒に清掃活動を実施しましょう!
本日は本当にお疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。
本日の活動成果はこちら⇒171006SAMSUNG C&T JAPAN CORPORATION .pdf
本活動は、平成29年度「環境省グリーンワーカー事業」の、
一環として実施、また、
この日より開始された「ぐるり富士山風景街道一周清掃」に参加致しました。