午前中は、富士宮市にある富士山自然休養林の遊歩道を2班に分けて歩きました。
標高1,200m付近を歩くことができるこの森は、自然林と人工林が折り重なっており、
広葉樹(ブナやミズナラなど)を中心とした自然林の多様性と、
針葉樹(ウラジロモミやヒノキなど)を中心とした人工林の多様性の乏しさを見比べることができる場所です。

1班(はっぱさんチーム)のトレッキングの様子

2班(ざっしーチーム)のトレッキングの様子

当日は雨だった為、当初予定していたルートのショートカットバージョンで御案内いたしました。

梅雨入りしたばかりの富士山は、森の中がみずみずしく、小さな命たちもとっても元気でした!!

富士山と言うと、訪れるほとんどの方が、五合目周辺の観光であったり、
頂上を目指す登山に魅力を感じていらっしゃると思います。
しかしながら、富士山が永い時間をかけて育んできた森にこそ、富士山本来の魅力があるということを、
短い時間でしたが、感じていただくことができたのではないでしょうか。
そして、午後は、清掃活動です。
今回は、静岡県裾野市を通る富士山スカイライン(県道152号線)で清掃活動行いました。
この道路は、富士山の東西を結ぶ道路で、登山者や観光客のみならず、
運送用の大型トラックなどが頻繁に往来する道路となっていて、
旧料金所や路側帯などの広場の藪の中には、マナーの悪いドライバーによる
ポイ捨てや不法投棄が多く見られます。



約1時間半の清掃活動でしたが、富士山クラブの軽トラックは満杯。
おまけに今回の活動では、回収できなかったのですが、
笹藪の中から、一斗缶や車の部品がゴロゴロ出てきました。
御参加いただいた皆様、冷たい雨が降りしきる中、活動に御協力いただき本当にありがとうございました。
開会式の時に、皆様から御寄附いただいた御金は、富士山の環境保全の為に大切に使わせていただきます。
また次回富士山でお会いできる日を楽しみにしています。
120609J.P.モルガン職員清掃活動成果表.pdf