まんが日本むかし話の原作者、前田こうせいさんが当クラブを訪問

当クラブ本部の近くの西湖いやしの里根場で原画展を開いている画家の前田こうせいさんが１月27日午後、当クラブの「もりの学校」を訪ねてくれました。
前田さんは、地元の富士河口湖町の出身。高校卒業後に上京して虫プロダクションに入社し、手塚治虫氏の師事を仰いだ後、独立。国民的アニメ「まんが日本むかし話」の製作に参加し、1979年の放送開始からの16年間に、アニメーター、演出家として90本もの作品を手がけてこられました。
前田さんは、当クラブが「美しい富士山を次世代に残すために活動を続けます」(富士山クラブ宣言)という活動趣旨に共鳴、「これからの子どもたちに富士山や自然の素晴らしさを受け継いでもらえるような作品づくりを続けていきたい」とお話しされていました。現在は各地で個展を開催する一方、アニメの次回作も近く公開されるとのことで、とても楽しみです。

西湖いやしの里根場の個展では、誰もが一度は見たことがある「まんが日本昔ばなし」の原画をはじめ、富士山や木花咲耶姫命（このはなのさくやひめ）をテーマにした大作、わらべや河童を描いた墨絵などが数多く展示してあります。また、懐かしい「まんが日本昔ばなし」もビデオ上映されています。どうぞお越しください。
(写真は、もりの学校の玄関前で本とDVDを手にする前田さん。右は七井事務局長)