下町の風情を残す東京都中央区新町の酒屋さんで、9月から富士山クラブの募金箱を置いていただけることになりました。このお店は、新川1-1-10の今田商店。おかみさんの今田一美壽(かずみす)さん=写真=が、この店で講談を披露したこともある講談師の神田紫さん(当クラブ理事)を通じて募金箱の設置を受け入れてくれました。
今田商店は、「富久長」の銘柄で有名な東広島市の蔵元「今田酒造本店」の東京での販売店として出店し、創業100年を迎えたとのこと。店には広島の日本酒はもちろん、全国選りすぐりの銘酒をはじめビール、ウイスキー、焼酎、おつまみなどが並べられ、17時からの角打ちには、仕事帰りのお酒好きが三々五々集まってにぎやかな店に変身します。
おかみさんの今田さんもきさくな人で話題豊富。江戸の文化から今の政治・社会問題まで博学多才、話している間に共通の知り合いがいることもわかって、話が大いに盛り上がりました。
隣近所には昔から続く飲食店や古本屋、商店街が軒を接し、江戸から脈々と続く下町文化と現代のライフスタイルが共存する風情豊かな場所。今田さんは「講談や落語などのイベントもありますので、どうぞお気軽に立ち寄ってください」と話していました。 (N)