6年連続6回目の活動となった同社は、4年連続実施した清掃活動では、5,000kgにも上るごみを回収していただき、
昨年実施した特定外来生物駆除活動では、15,000本のオオキンケイギクを駆除していただきました。
6回目となる今回は、5月に開催した富士山植樹祭@富士宮市北山工業団地の現場で、森づくり活動に協力いただきました。
今回の森づくり活動は、ボランティアの皆様の協力で植樹した苗木たちが、元気に成長できるように御世話をする活動です。
現場には、オオブタクサやヤマゴボウ、クサギなどがはびこり、苗木の成長を阻害してしまうほど精力旺盛に繁茂している為、
草刈りや弦取りをすることで、苗木がしっかりと大地から栄養を取り、日光を浴びることができるようにお手伝いいただきました。
富士山さくらの園で参加者の皆様と合流し、本部長から御挨拶いただいた後、富士山クラブからも御挨拶させていただきました。
現場に移動してグループ分けと作業手順の説明を行いました。
そしていよいよ、森づくり活動のスタートです。
大鎌、小鎌、スコップを駆使しての作業です。
慣れない作業のはずでしたが、雑草に埋もれていた苗木たちが、みるみる顔を出してきます。
毎年感じていることですが、日本工営の皆様は馬力がすごいです。
真夏の日差しが照りつける厳しい環境での作業になりましたが、こまめに水分補給をしながら熱中症を予防します。
わずか1時間の活動でしたが、終わってみればご覧の通り。
↑ の写真が作業前の現場の様子。
スタッフの体が隠れてしまうほどの背丈まで伸びたオオブタクサが苗木の姿を隠しています。
↓ の写真は作業後の現場の様子。
オオブタクサや雑草が刈り取られ、苗木がしっかりと日差しを浴びています。
参加者の皆様の御協力ありがとうございました。
清掃活動をはじめ、特定外来種駆除活動、今回の森づくり活動と
様々な活動に継続的に御協力いただいたおかげで、富士山も世界文化遺産登録に向けて着々と進んでいます。
早ければ、来年の夏に登録の運びとなりますが、富士山の抱える環境問題は、どれ一つとして解決されていません。
世界文化遺産にふさわしい富士山として、その環境を改善維持していくために、
富士山クラブはこれからも活動を続けていきますので、引き続き、御支援御協力よろしくお願いいたします。
また来年、富士山の麓で再会できるのを楽しみにしております。