8/10(土)、富士山南面森林調査活動を実施しました。
今回のメンバーはご覧のみなさんと静岡事務所より私、
デッチが参加。
水ヶ塚周辺より、標高1600m付近当日の目的地まで
をくまなく調査しました。対象となる樹木は、幹回り3m
以上を超える「巨木」と呼ばれるものです。
行程中にはたくさんの自然(の不思議)に触れること
ができます。
決して遭遇したくはないクマの爪痕。自然に還るシカ。
まるで切断されたかのように見事に割れている石、
ぴかぴか光る黒曜石。
こちらの1本の木には、色鮮やかなマスタケ(食べられる
そうです)、背面には立派なサルノコシカケ、そしてまた
側面にはキツツキの巣。動植物を惹きつける秘密が?
本当に、いたるところで見掛けるシカの糞。ヒメシャラに
まで(食痕を初めて確認)食害が始まっているようです。
標高1600m付近に広がる自然林。
ベテランのみなさんからこの活動の意義、富士山の様々な自然
についてなど色々なことをご教授いただき、とても贅沢な学び
の機会となりました。
調査と聞くとなんだか構えてしまうかもしれませんが、決して
堅苦しいものでなく、森や自然がお好きな方なら楽しめることも
請け合いです!ぜひご参加ください!
この日はミズナラ、ブナ、シナノキ、イラモミ、ウラジロモミ
など計16本を記録しました。
住宅エコポイント環境寄附金にて購入した資材を活動に活用いたしました。