2013年9月7日(土)
日立建機労働組合役員のみなさんと
田子の浦海岸の清掃活動を実施しました!!
日立建機労働組合のみなさんは、今回初参加。
活動前日は、都内で役員会だったそうで、全国から集まった
役員のみなさんは、前日のうちに富士山入りされたとのこと。
早朝にもかかわらず、パワフルに活動していただきました。
拠点となった、ふじのくに田子の浦みなと公園にて開会式。
田子の浦海岸の置かれた環境や歴史などに触れ、
活動現場へ向かいました。
活動現場の田子の浦海岸は、6月15日(土)以降活動を行っておらず、
約3ヶ月の間に、夏休みがあったこともあり、ペットボトルや発泡スチロール
などの打ち揚げごみに混ざり、花火や焚火の残骸がとても多く目立ちました。
参加者のみなさんは、砂浜に埋もれたごみや消波ブロックの隙間に
入り込んだごみを、トングを使って丁寧に集めてくださいました。
トングとごみ袋を持ってハイッポーズ!!
どうやって流れ着いたのかわかりませんが、波打ち際には自転車が2台も...。
砂の詰まった重い自転車を運んでくださりありがとうございました。
1時間ほどごみを集めた後は、分別作業を行いました。
袋に集めたごみをブルーシートの上にだし、
富士市の分別方法に従って、ごみを分けていただきました。
約1.5hの活動で、富士山クラブのトラックの荷台が満杯になりました。
活動終了後は、ふじのくに田子の浦みなと公園に戻り閉会式を行ました。
今年6月に世界文化遺産に登録された富士山の現状に加えて、
富士山の山体から遠く離れた海岸で活動する意義をお話しさせていただきました。
今回、組合としても清掃ボランティアに取組んだのは初めてとのこと。
この経験を持ち帰り、各支部での展開を目指していらっしゃるそうです。
富士山の抱える環境問題は、全国の山や川や海が持つ共通の課題です。
富士山の清掃活動から、日本全国に活動の環が広がっていくのを楽しみにしています。
本日は、残暑厳しい炎天下での活動でしたが、ご協力いただきありがとうございました。
また富士山でお会いできる日を楽しみにしています。
活動の成果は ↓ をご覧ください。
130907hitachikenkiroudoukumiai.pdf
世界文化遺産登録後、2016年6月に大きな試練を迎える富士山。
環境保全施策の策定と実行が急務です。
3年後に富士山が危機遺産に登録されないためにも、
私たち富士山クラブは市民、行政、企業が一体となった
環境保全活動をこれからも続けていきます。