9/6(金)、富士山南面森林調査を行いました。
ご覧のメンバーのみなさんと私デッチで調査開始!
この日は水ヶ塚付近を起点に調査。当日は標高500mある
静岡事務所でも残暑厳しい陽気でしたが、さすがに現地では
気温も下がり活動しやすかったです。
群生する紫色のキノコや、芳しい(?)匂いのサンコタケ、
この標高では珍しいヤマアオガエルも見掛けました。
午後からの調査範囲付近は樹海とほぼ同時期の溶岩流に
根付いた森なので景色がとても似ています。先月の調査報告
でもお伝えしましたが、シカの食害が非常に目につきます。
この日はサンショウにも食害を発見しました。
こちらは溶岩樹形。溶岩樹型は、富士山から流れてきた
溶岩が樹木をとり囲んだ状態で凝固、木が鋳型として溶岩流
の中に残ったものをいいます。
あくまでも調査活動が第一ですが、その過程では貴重な
富士山の自然を垣間見ることが出来ると同時に、それを
学べる森林調査。
富士山クラブ会員の方でしたら、どなたでもご参加いただ
けますので、お気軽に静岡事務所までお問い合わせ下さい。
スタッフの私が言うのもなんですが(新人ですので)、参加し
ないともったいないです!
この日の調査では、シナノキ、イタヤカエデ、カツラと
計5本の巨木を記録しました。
住宅エコポイント環境寄附金にて購入した資材を活動に活用いたしました。