早朝からすがすがしい気候に恵まれた秋晴れの日、
38人の日立建機グループ労働組合連合会の皆様をお迎えし、
清掃活動を行いました。
この日の清掃活動は富士山最大級の側火山の一つ、
大室山にもほど近い、溶岩の森です。
清掃活動現場の周りを見渡すと、荒々しい溶岩の壁が至る所に見られます。
溶岩の地表には大小さまざまな穴があるのですが、
その穴を埋め尽くすようなたくさんのごみが・・
まずJA富士豊茂前駐車場にお集まり下さった皆様はまず開会式を行いました。
今日の参加者の皆様はほとんどが男性陣。
足場の悪い今日の活動現場では、大活躍の予感。
速やかに現場に移動し、ごみの回収を始めました。
現場にはとにかくビン類が多く、活動開始早々、ビンを入れたどのう袋の山が・・
かつて何に使用されたのか、山積みされたケーブルシーズの束なども捨てられていました。
活動を進めていくと、「ナニコレ!」と思えるごみも続出。
自転車やタイヤ、ガスコンロ、炊飯器などの大きなごみも次々に運び出されました。
ごみ搬出用のトラックのスペースはごみで満載に・・
大物ごみを集めきった参加者は、別の場所に移動し、今度は細かなごみの回収。
ガラスくずのような細かなごみを、バケツに拾い集めては分別し、
また拾っては分別してという地味な作業だったのですが、
大変精力的に活動を行ってくださいました。
聞く話によると、皆様は昨年静岡側で海岸清掃を行ってくださったのですが、
今年も連続してご参加くださった方が3分の2程いらっしゃったそうです。
閉会式では参加者の代表の方が感想を発表してくださいました。
「こういった古い時代のごみ掘り活動を行うとは思わなかった。
こんなにたくさんのごみが集められ、
富士山をきれいにするために貢献できたような気がします。
こういった活動は継続が大切だと思うので、またぜひ参加したいです。」
そのお言葉、本当にうれしく思います。
本日は本当にお疲れ様でした。
また、ありがとうございました。
空が少々曇り気味で富士山は見られなかったのですが、
この写真は昨年10月19日、富士山初冠雪の写真を、
皆様が記念集合写真を撮影された付近から撮った写真です。
雲の裏にはこんな富士山が皆様を見守っていたのです。
来年の活動では、きっとこんな雄大な富士山が見られると信じています。
本日の活動成果はこちら→20140913Hitachi C.M.G.Workers Union.pdf
本活動のために駐車場をお貸しくださった
「富士ヶ嶺高原別荘地富士ドクタービレッジ」様
ご協力に深く感謝申し上げます。
本活動は平成26年度環境省グリーンワーカー事業の一環として
実施しております。