東洋大学学生ボランティアセンターの48名の皆さんと
清掃活動を実施しました!
同大学には、団体会員のご登録、毎年恒例の活動へのご協力と
力強いサポートをいただいています!本当にありがとうございます。
そんな東洋大学の皆さんと、今回は初の試み!
一泊二日で、富士山クラブの活動をまるっと
体験していただきました。
まず初日は清掃活動からスタートです!
河口湖総合公園にて皆さんと合流、大きなくりの木の下で
開会式を行いました。本日の現場はここからほど近い枯れ沢。
富士山クラブで継続して活動を実施している場所です。
現場に到着すると、早速作業開始です!
狭い沢の中での活動ですが、抜群のチームワークで
グループ毎にごみの発掘、分別、運搬と
作業が進んでいきます。
土の中から出たごみは、まずバケツへと回収し、しっかり
分別してから袋詰め。
中でも多かったのが、ガラスや陶器類。家庭で使われていた
そのままのかたちで残っている古ーい茶碗などもありました。
大きなごみを力を合わせ掘り起こしたり、学生さんたちよりも
ずっと年上のごみが発見されたりと、真面目に楽しみながらの
活動となりました。
森に囲まれたこの現場、とても豊かな自然が存在します。
これまでの活動でも、昆虫や鳥、爬虫類や両生類など、
様々な生き物たちに出会いました。
この場所に暮らす野生動物にとって、
ごみは時に命を脅かすこともある危険なもの。
人間が出したごみによって動物が命を失ってしまう
ようなことは決してあってはなりません。
参加者の皆さんはその趣旨をよく理解し、
小さなごみまで丁寧に一生懸命掘り出して、
たくさんのごみを回収することができました!
当日の夜は、皆さんが宿泊されているセミナーハウスに
お邪魔して、富士山をテーマに交流会。
本日の清掃活動の振り返りでは、活動中、印象に残ったごみを
写真に収め各グループごとに発表。珍しいウイスキーの瓶、
30年前の野球チップスの袋、ぐちゃぐちゃに朽ち果てたビニールetc・・・
それぞれのグループで画像をキーワードに、ごみの問題について、
今後どうしていくべきかといった踏み込んだ考察まで行われ、
富士山クラブスタッフにもたくさんの気づきがありました。
富士山の成り立ちや現状についてお話させていただいた後は、
清掃活動後に皆さんが訪れた吉田口五合目にて、
今度は個人毎に撮影していただいた画像を元に、
楽しく真面目にディスカッション。
明日は外来植物駆除活動に大室山トレッキング!
富士山を満喫してください。今日はお疲れ様でした。
当日の活動成果はこちら→150523Toyo.univ.pdf
2日目の模様はこちらから→http://www.fujisan.or.jp/Blog/Phototopics/post_676.html
最後になりますが、活動中の駐車スペースを
ご提供いただきました「株式会社協和生コン」様の
ご協力に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。
本活動は平成27年度環境省グリーンワーカー事業の一環
として実施しております。