国立学園小学校の皆さんと自然体験活動！！

今年初めて活動に参加くださった国立学園小学校

4・5年生223人の皆さんと自然体験活動を行いました。

子どもたちは、2泊3日で山中湖村に滞在し、

前2日間は、富士北麓の様々な場所で自然を満喫し、

この日はその総まとめとなる3日目の活動となりました。

自然について学ぶだけではなく、

4・5年生合同の班で活動することにより、協力し合うこと、

また、5年生は下級生の面倒を見てあげること、

4年生は1つ年上のお兄さん、お姉さんから

数多くのことを学ぶことを目的とし、

屋内では環境学習ゲーム、

屋内では、宿泊体験学習の振り返り会や

グループ対抗富士山クイズを行いました。

  

この日はちょっと小雨交じりの曇り空でしたが、

子どもたちは元気に河口湖総合公園芝生広場にやってきました。

  

こちらは、富士山麓で起こっている環境問題について学ぶことを目的とした

環境学習ゲーム「Oh,Deer」です。

グループごとに「シカ」「食べ物」「棲み家」「水」の役に別れて

フィールドを元気に走り回りながらプレイし、

プレイリーダーから出される様々な環境問題によって

シカの生息数がどのように変化するか、

ゲームの結果をグラフに表してみました。

「昨日、シカ見たよ！」という子もいましたが、

富士山麓でシカが増えすぎていることが問題となっていることを知り、

とても驚いた様子でした。

  

こちらは、この初夏の自然観察にぴったりの「フィールドビンゴ」

自然豊かな河口湖総合公園のフィールド。

グループのメンバーは常に一緒に行動、皆で相談しながら

ビンゴカードに書かれた項目を一つ一つ探し出していきます。

富士山麓の自然の中にはかわいいもの、すてきなものがたくさんあったね。

  

河口湖町民体育館で行われた振り返り会では、

この3日で体験したことの中で、

「知ることができてよかったこと、おうちの人に話したいこと」

「疑問に思ったこと、分からなかったこと」

などについて、グループで発表しあいました。

多かった意見は「溶岩樹型」や「溶岩洞窟」。

富士山の噴火と溶岩の神秘に、みんな魅せられた様子でした。

 

山中湖村の大平山に登ったり、

溶岩洞窟、忍野八海、湧水の里公園などを訪れ、

思い出いっぱいのこの3日間。

帰り際に「楽しかった」「また来年一緒に遊ぼうね」と

声を掛け合う子どもたち。

その一部を皆さんと一緒に過ごすことができて、

私たち富士山クラブスタッフも、とても嬉しく思いました。

本日は本当にありがとうございました。

4年生はまた来年、ちょっと大きくなった皆さんに

またここで会えるのを、とても楽しみにしています。