セキスイハイム東海グループ24名のみなさんと特定外来生物
オオキンケイギクの駆除活動を実施しました!
みなさんは今回で3年連続、3回目となる
この駆除活動へのご協力です。
団体会員のご登録等併せ、富士山クラブへの
力強いサポート、本当にありがとうございます!
前日に梅雨入りとなった静岡地域ですが、この日は薄曇りと野外活動には適した気候。
開会式を行った後、早速現場へ出発です!
現場はお馴染みの、富士市の国道469号線沿線。
今年は繁茂するオオキンケイギクの開花期が早いように感じています。
ひとつの蕾から凡そ100個の種が出来るといわれるオオキンケイギク。
結実前に駆除を行うことが効果的。地下茎からも増えてしまうので、
これを丁寧に取り除くことも大切です。
本来野生生物は、それぞれの地域の地形や気候といった
制約のもと進化の過程が進み、長い長い時間を掛けて、
その地域特有の生物相・生態系が作られ、
それぞれの繋がりが絶妙なバランスのもとに成り立っています。
富士山には富士山の風景があります。
そんな循環の中に、他を凌駕してしまう旺盛な侵略性をもつ生物が、
入り込んでしまうとどのようなことになるかは想像に難くありません。
特にオオキンケイギクは日本各地で問題となっています。
顕在化したときには時すでに遅しといった感さえあるこの問題・・・
これを未然に防ぐべく、富士山クラブでは活動を展開しています。
サクサクと作業を進める前半グループと、じっくり取り残しを許さない
後半活動ベテラングループ。自然と上手にグループ分けが出来、
作業はスムーズに行われました。
富士山クラブでは活動を楽しむことも大切にしています。スタッフも
活動中のみなさんの笑顔が何より嬉しかったりします!
約1kmに渡る現場でしたが、みなさんに奮闘していただいて活動後はご覧の通りに。
ただごみの問題と異なり、オオキンケイギクに罪はありません。
元々は観賞用や法面の緑化の為に拡がってしまったといわれるもの・・・
他の(特定)外来生物を含め、現在では情報の共有も難しいことではないことです。
例えば、環境省のホームページを覗けば色々なことがわかります。
是非みなさんもご自分で少し調べてみたり、その情報を親しい人に
伝えてみたりして下さい。
そんな行為も、「自然との共生」を実践することなのではないかなと思います。
閉会式では、同グループのの地域・社会域貢献、環境に対する取り組みと
その意識等をお聞きし、富士山クラブへの引き続きのサポートと心強いお言葉も頂戴しました。
美しい富士山を子ども達に残していくために・・・
また来年もみなさんとご一緒出来ること楽しみにしています!
今年も活動へのご協力、本当にありがとうございました!
今回の活動成果 袋数(45L)・・・17袋 重量・・・71Kg 駆除本数・・・約13,000本