湘南学園小学校の皆さんと自然体験プログラム実施！

神奈川県藤沢市より、湘南学園小学校4年生90人の皆さんが

「山の学校」としての2泊3日の自然体験学習のため、

富士北麓ににお越しくださいました。

この学校は、各学年ごとに、

自然の中の様々な要素がテーマとして決められています。

4年生の皆さんのテーマは「水」で、

富士山の水のすばらしさを学ぶことを目的に、

西湖を拠点に様々なプログラムを行いました。

  

滞在初日の16日、そして、翌日17日は、

日本付近に非常にスローな動きの台風11号が大接近。

そのため、屋内での活動となりました。

 

宿舎の研修室や、もりの学校の講堂などで、富士山の自然を学ぶお話や、

クロモジの枝を使った木の鉛筆づくり、

自然体験ゲームとして、「Oh,deer」や、「生き物かるた」などを行うなかで、

富士山の水の神秘や、その水を糧とするいきものたちの営み、

近年富士山で起こっている環境問題などについて学びました。

  

また、山中湖までちょっと遠出して、

富士山の水の恵みをボトルに凝縮している

コウノウォーター株式会社さんの工場見学も行いました。

200m以上もの深い地底からくみ上げられている水、

そして、その水の特徴を示すミニ実験、製品として出荷されるまでの過程を

工場の方のお話を聞きながら見学しました。

最後の質問コーナーでは次々に手が上がり、

「一日に何本くらい製造しているの？」

「何人の人が働いているの？」

「水の仕事をしていてたいへんなことは何？」

「富士山の水は枯れないの？」など

興味津々な様子で、多くの質問が出されました。

  

せっかく富士山まで来たのだから、その自然を自分の目で見たい・・

そんな願いが通じたのか、翌17日は台風も小康状態に。

雨の合間を縫い、西湖コウモリ穴見学や、樹海トレッキングを実施。

  

  

トレッキングでは、竜宮洞穴から、鳴沢氷穴までのルートを歩き、

溶岩が流れた場所と、流れなかった場所の大地の特徴、

水の浸透性の違いなどについて学びました。

台風のさなかの活動となりましたが、

こういった天気でないと、なかなか見られない

西湖にかかる七色の虹の橋を見ました！

「わぁぁぁ・・・・」

あまりの美しさに感激している声が

とても強く印象に残っています。

4年生の皆さん、2日間本当にお疲れ様でした。

また、ありがとうございました。

今回の富士山麓での滞在で、楽しかったこと、すばらしかったこと、

家族や友達など、たくさんの人にお話してくださいね。

本活動のために工場見学を行ってくださった

団体会員の山中湖村の「コウノウォーター株式会社」様

駐車場をお貸しくださった「西湖いやしの里根場」様

ご協力に深く、深く感謝申し上げます。